エアロMECIA 夢への挑戦
ライト兄弟のような挑戦の記録
12月17日は1903年にライト兄弟が初飛行に成功した「飛行機の日」です。
そこで、水島工業高校MECIAプロジェクトによる飛行機づくりへの挑戦をまとめた本『エアロMECIA 夢への挑戦』をご紹介します。
本書は、副題にあるとおり、「手積み真空法によるオールカーボン繊維製有人電動飛行機の造り方」を詳細に解説したものです。
というと、ちょっとむずかしそうに感じられるかもしれません。
たしかに技術的には高度な内容なのですが、「99%無理だ」といわれながらも、太陽光や燃料電池を利用した飛行機の開発で世界初に挑み、7年がかりで見事な飛行を達成した感動のドキュメントとして読むことができます。
ライト兄弟のように挑戦した高校生と教師たちの、「本物のものづくり」に取り組むひたむきな姿に、ぜひ触れてみてください。
ちなみに、12月19日は「日本人初飛行の日」だそうです。
(2019.12.17 守安涼)
水島工業高校創立50周年記念事業としてスタートした「エアロメシアプロジェクト」。
それは、「太陽光や燃料電池を利用した一人乗り飛行機を開発し、世界初を目指す」という夢のようなものだった。
それから7年後の平成27年10月、全長6.5メートル、両翼幅14メートルの機体は見事空中へ羽ばたいた。
本書は、「99%無理だ」といわれた挑戦にトライした教師と生徒たちの詳細な記録。
オールカラー、CD付(エアロMECIA製作記録写真(JPEG)、ジャンプ飛行動画(mpj形式で再生)、機体CAD画面(※図面表示にはCADソフトが必要です))※CD複製禁止