書籍紹介

近刊・新刊

  • 第33回 吉備路文学館 少年少女の詩

    新刊
    著者 吉備路文学館「少年少女の詩」編集委員 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 182ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-736-5  C0095
    初版年月日2024年3月9日
    書店発売日2024年3月18日
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    第32回吉備路文学館「少年少女の詩」に、岡山県内の小学生から応募のあった608篇の詩の中から選ばれた優秀作品が詩集になりました。
    どの作品も日々の暮らしの中での心の動きや、さまざまな発見、ひらめきが、みずみずしい感性で描きだされています。
    子どもたちが綴った色とりどりの表現から、いきいきと伝わってきます。
    ※扉絵・挿絵の紙版画は県立岡山聾学校小学部の生徒さん。

    著者プロフィール

    吉備路文学館「少年少女の詩」編集委員

    吉備路文学館は、昭和61年11月中国銀行の全面支援のもと地域にゆかりのある文学者を顕彰し、県民の文化昂揚に資する登録博物館施設として開館。
    平成24年4月には、公益財団法人の認定を受け、広く県民に親しまれている。
    『少年少女の詩』の刊行事業は、平成3年度にスタートし、今回で33回を迎えた。

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  • ウスイロヒョウモンモドキⅡ

    新刊
    著者 難波 通孝 (著・写真)
    発行吉備人出版
    仕様 A4判 上製本
    ページ数 190ページ
    価格本体5,000円+税
    ISBN978-4-86069-733-4  C0045
    初版年月日2024年3月1日
    書店発売日2024年3月7日
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    2019年に出版した写真集『ウスイロヒョウモンモドキ』(山陽新聞社)から5年、故郷の名蝶に注ぎ続けた情熱と愛情が結実した最新写真集!
    月刊「むし」編集部谷角素彦氏 推奨!!

    掲載写真は、全て前回発刊(2019)以降の5年間に撮影したもの。
    「恩原高原のウスイロヒョウモンモドキは日本で最後の生息地になるかも知れない」と危惧する著者は、衰亡の一途を辿る様子を記録した。

    目次

    はじめに
    白化傾向個体
    黒化傾向個体
    通常個体
    唯一無二なウスイロヒョウモンモドキ
    出版に寄せて
    おわりに

    著者プロフィール

    難波 通孝

    1946年岡山市生まれ、関西高等学校卒。
    高校時代から蝶に興味を持ち、広島銀行勤務を経て、1972年から損害保険募集業務に従事。
    現在は(株)スキップス岡山北支店勤務。岡山市東区在住

    所属
    上齋原ふるさと掘り起こし委員会(ウスイロヒョウモンモドキ部会)/日本鱗翅学会(元評議員)/日本蝶類学会/日本チョウ類保全協会/岡山の自然を守る会/岡山昆虫談話会/倉敷昆虫同好会/山陰虫の会/広島虫の会/愛蝶会などの会員

    著書
    日本の昆虫⑪ ベニモンカラスシジミ(1988)(株)文一総合出版
    生態写真集 ギフチョウを追って(1989)丸善(株)岡山支店 出版サービスセンター
    “1994”イシガケチョウの飛翔(1994)丸善(株)岡山支店 出版サービスセンター
    原色図鑑 岡山の蝶(1996)山陽新聞社
    ウスイロヒョウモンモドキ(2019)山陽新聞社
    命つないで岡山の蝶(2019)山陽新聞社
    岡山の蝶々歳時記(2023)吉備人出版ほか多数

    受賞歴
    1995年(平成7年)「“1994”イシガケチョウの飛翔」で、日本文教出版(株)から第27回岡山出版文化賞
    2007年(平成19年)「白水 隆アルバム」で、日本蝶類学会から磐瀬賞

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 新版改訂東丹沢登山詳細図 全130コース

    大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・鍋割山・焼山・仏果山・弘法山 1:16,500
    新刊
    著者 守屋 二郎 (作成・解説・踏査) 前田 京剛 (監修) 守屋 益男 (初版作成)
    発行吉備人出版
    仕様 B1変型 ( 縦685mm横1000mm 折り畳み ビニール袋装
    ページ数 2ページ
    価格本体1,200円+税
    ISBN978-4-86069-716-7  C0326
    初版年月日2024年3月1日
    書店発売日2024年3月7日
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    実地踏査に基づく全130コースの登山ルートを収録。
    丹沢をより安全に、深く楽しむためのこの1枚!
    ■サイズ:B1判変型のオールカラー両面刷り地図、
    折畳みサイズ=横/約112㍉×縦/約173㍉×厚さ/約5㍉・ビニール袋入
    ・重さ約50gと軽く、リュックなどに収納しやすいコンパクトサイズ。
    ・雨や水に濡れても破れにくく、折目がつきにくい地図用特殊紙使用

    ●新版改訂の大きな特徴
    ①変遷部を再踏査し、最新情報を提供
    ②人気エリアを一目で把握できるレイアウト
    ③第二東名とその接続部の実情を記載。

    2012年に初版発行、2015年、2018年には改訂版をリリースするなど人気のエリア「東丹沢」の新版の改訂版。
    ベース図を第二東名も記載された新電子地形図に一新。変遷した既存コースの再踏査(2023.1月~7月)、新たなラインに付け替えられた既存コースの踏査を行い、最新の登山道状況を記載。
    重要な山名、地名に英語を併記、簡単な英文解説も記載、グローバル対応化も大きな特長。

    著者プロフィール

    守屋 二郎

    登山詳細図の会世話人
    1967年岡山市生まれ。東京都在住。
    幼少の頃から山歩きを始め、成人してからは、沢登り、岩登り、山スキー(テレマーク)を志す。
    テレマークスキーでは、越後駒ヶ岳滝ハナ沢初滑降(4月)、黒部横断(3月)等がある。
    海外では、スイスアルプス、チナールロートホルン(4221m)南西稜等に登る。

    現在、登山詳細図シリーズの統括者として首都圏を中心に踏査、販売促進のほか週末は小仏峠にて直接登山者と接し、「登山詳細図シリーズ」の販促活動を13年間継続して行っている。

    著書『新版高尾山』『新版奥多摩/東編』『同/西編』『新版東丹沢』『同/西丹沢』『山梨東部の山』『新版六甲/東編』(いずれも吉備人出版)などの登山詳細図シリーズ、登山詳細図の他エリア図の踏査および監修。

    前田 京剛

    1958年東京都生まれ。東京都渋谷区在住。
    幼少期より奥武蔵の山を中心に東京近郊の低山歩きに親しむ。
    学生時代に北八ヶ岳エリアに集中して通い始めたのをきっかけに中部山岳の山々にも足跡をのこす。

    首都圏近郊の山歩きはライフワークとして続け、特に神奈川県相模原市在住時代に地の利を生かして丹沢には足しげく通い、その回数は700回に及ぶ。

    ちなみに人生初の登山も丹沢前山の中津川渓谷。

    登山詳細図シリーズには、『西丹沢』より踏査に参加。
    『新版東丹沢』、『丹沢登山詳細図1/25000版』監修。著書『箱根・湯河原』『丹沢西端西道志』登山詳細図(吉備人出版)『たしなむ定理』(G.P)など。

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  • しゅじゅつってこわくないよ

    新刊
    著者 青山 興司 (原作・監修) 中山 忍 (文・絵)
    発行吉備人出版
    仕様 B5変 上製本
    ページ数 30ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-735-8  C8747
    初版年月日2024年2月29日
    書店発売日2024年3月10日
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    病院や手術はできれば避けたい存在。
    幼い子どもたちにとってその怖さはなおさらです。

    絵本は、手術を前に、不安を抱えている子どもを主人公に、医師や看護師が手術について優しく説明し、安心して手術に臨むというストーリー。
    手術室や病院内が、ほのぼのとした絵によって温かい空間として描かれています。

    「子どもたちが安心して手術を受けられるようその手助けになれば」との思いで小児外科医が作成しました。

    病気と闘っている子どもたちと家族にぜひ届けたい本です。

    著者プロフィール

    青山 興司

    青山こどもクリニック院長・小児外科医。

    1942年(昭和17)広島県尾道市生まれ。
    岡山大学医学部卒業。川崎医科大学外科学(小児)教授、独立行政法人国立病院機構岡山医療センター院長など経て、2016年(平成28)に「青山こどもクリニック」開院。
    NPO法人中国四国小児外科医療支援機構理事長。
    岡山市在住

    中山 忍

    童画家。
    1958年(昭和33)生まれ。岡山工業高校デザイン科卒。
    企業のロゴ、広告、パッケージデザインの制作、モザイク画のワークショップ、国内外の病院のホスピタルアートをてがける。
    著書に絵本「どぼくのおしごと」など。
    岡山市在住

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  • 花と生命の営み

    岡山大学薬用植物園にて
    新刊
    著者 槇野 博史 (著) 谷口 抄子 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 159ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-730-3  C0045
    初版年月日2024年2月29日
    書店発売日2024年3月10日
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    約500種類もの植物が四季折々彩りを競う岡山大学薬用植物園。
    原則、一般には非公開の施設だけに、まさに〈秘密の花園〉。花を求め昆虫や鳥たちが訪れる。

    生き物たちの命の輝きを写真とつぶやきで表現した軽妙なフォトエッセー。
    前岡山大学学長で医学博士の著者ならではの視点に、薬学博士の専門的な解説やエピソードが加わり、図鑑として、アート作品として楽しめる。

    目次

    はじめに 槇野博史
     薬用植物園に広がる小さな世界 小野 敦
     刊行に寄せて 栗本慎一郎
     本書の記載方針
    第1章 胡蝶の夢
    第2章 夏は来ぬ/コラム●蜻蛉たちの休息場所
    第3章 光源氏/コラム●真夏の夜の夢
    第4章 美しい花には棘がある
    第5章 花に追われた恐竜/コラム●ようこそジャングルへ
    第6章 果実のご褒美
    第7章 錦秋
    第8章 人の営みとともに
    第9章 風冴ゆる霜の声
     植物リスト/索引
     あとがき 谷口抄子

    著者プロフィール

    槇野 博史

    1975年岡山大学医学部医学科卒業。
    1996年~2014年同学部第三内科(現腎・免疫・内分泌代謝内科学)教授、2009〜11年、大学院医歯薬学総合研究科長を務めた。

    その後理事・岡山大学病院長を経て、2017年4月から岡山大学学長に就任しSDGs への貢献を掲げ、2017年末第1回ジャパン SDGs アワード「SDGs パートナーシップ賞」を受賞。
    2019年NY 国連本部でのハイレベル政治フォーラムで、SDGs 大学経営を世界へ発信。
    その後もグローバル・エンゲージメント戦略を推進し、地域・世界と共育共創し、「ありたい未来を共に育み、共に創る研究大学」を目指した。

    2023年4月より香川県病院事業管理者に就任。
    二科会写真部展入賞・入選。
    著書に、写真集『Beautiful and Mysterious Japan』『わしは北斎』ほか。

    谷口 抄子

    宮崎県出身、鹿児島育ち。
    薬用植物園にあこがれて岡山大学に進学。
    1987年岡山大学薬学部薬学科卒業。
    1989年岡山大学大学院薬学研究科(修士課程)修了。

    1989年~1992年旭化成工業水島製造所勤務。

    1992年~2023年岡山大学薬学部助手〜大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)准教授、薬用植物成分の化学構造の研究、生薬学・漢方薬学の教育および薬用植物園の管理に携わる。
    博士(薬学)。

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  • 聞く、書く。第12号

    生きる喜び 伝えて
    新刊
    著者 聞き書き人の会 (編著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 99ページ
    価格本体500円+税
    ISBN978-4-86069-732-7  C0095
    初版年月日2024年1月31日
    書店発売日2024年2月26日
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    「聞き書き人の会」の会報誌 第12号。テーマは「生きる喜び 伝えて」

    聞き書きが、年齢を超えたコミュニケーションの手段としてだけでなく、演劇や踊りなどの創作にも活用されるようになってきました。
    本書は、そんな「聞き書き」の広がりを、いろいろな場面で感じとることができる作品集です。
    人々の話に耳を傾け、それを書き残す
    ―とてもシンプルな営みで、地域の記憶を記録しています。

    目次

    巻頭
    文学創造都市に息づく「聞き書き」は、生きる喜びを伝える 山川隆之

    【聞き書き】
    観音さんが居るから動けません  中司廣志
    戦争には行かんかったけど…… 文屋 泉
    トリソミーの子どもを知っていますか? 小山明子
    やさしさだけが、とりえかな 今井田貴子
    伊勢神宮の玉砂利を歩く、真っ白な装束を着た神主のように 見舘好隆

    【聞き書きワークショップリポート】
    「歩いたからこそ見える景色」―西国街道完歩の話 正保潤子

    著者プロフィール

    聞き書き人の会

    地域の歴史を、聞き書きを通して後世に伝えようと、2011年4月に発足。
    聞き書きは、語り手と聞き手が対話を重ねて、語り手の人生や思いを「話し言葉(聞き書き言葉)で文章化」していく共同作業。

    月1回の例会で「聞き書き」の技術を学び合い、記録(作品)をまとめた会員の作品集「聞く、書く。」を2013年から年に1回発行している。

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  • 新版 史伝 明石掃部

    新刊
    著者 小川 博毅 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 上製本
    ページ数 307ページ
    価格本体2,000円+税
    ISBN978-4-86069-721-1  C0021
    初版年月日2023年12月13日
    書店発売日2023年12月20日
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    キリシタン武将として高名ではあるが、謎の多い明石掃部(あかしかもん)全登の実像に迫る。
     一、掃部はいつ生まれたのか? 
     二、掃部の実名は何か?
     三、「全登」の正しい読みは?
     四、黒田家に仕官した後、蟄居になった理由は?
     五、掃部は大坂の陣で討ち死にしたのか? 
     六、関ヶ原合戦で宇喜多家が使った軍旗の図柄は?

    宇喜多秀家に仕え、家中騒動の後、仕置家老となるが、関ヶ原合戦で敗軍。
    「大坂の陣」ではキリシタン武士団を率いて……。そして、その後は……。

    筆者は、これらの謎解きに挑戦しつつ、明石掃部の生き様の復元を試みる。

    目次

    はじめに
    第一章 明石氏の系譜
    第二章 戦国の終焉
    第三章 明石掃部の登場
    第四章 キリスト教入信
    第五章 宇喜多家内訌
    第六章 関ヶ原合戦
    第七章 筑前での十年
    第八章 大坂の陣
    第九章 戦いのあと
    おわりに
    参考史料 引用史料および参考文献
    明石掃部関連年表
    あとがき

    著者プロフィール

    小川 博毅

    1943年中国湖北省漢口市(現・武漢市)に生まれる。1965年岡山大学法文学部史学科(東洋史専攻)卒業。
    1980〜2016年 空調設備会社経営、1級冷凍空調技能士。
    著書に『美作垪和郷戦乱記』(吉備人出版、2002年)、『史伝・明石掃部』(橙書房、2012年)。

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  • 山田方谷ゼミナールVol.11

    新刊
    著者 方谷研究会 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 169ページ
    価格本体1,500円+税
    ISBN978-4-86069-728-0  C0021
    初版年月日2023年12月13日
    書店発売日2023年12月20日
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    山田方谷と上杉鷹山の藩政改革の違いは?/方谷の考える「至誠惻怛」とは?/曾祖父から伝え聞いた方谷のこと……。『山田方谷─その全詩訳』を著した宮原信とは?/書家が方谷の書を書いてみた!

    「論文」「論考」「研究ノート」「エッセイ」など、「山田方谷ゼミナール」最新号も興味深い内容が満載。

    目次

    ◎巻頭言/朝森 要(方谷研究会名誉会長)
    ◎研究会報告論文
    山田方谷と上杉鷹山の藩政改革をめぐって/朝森 要(方谷研究会名誉会長)
    山田方谷の至誠惻怛/難波征男(一般財団法人咸生書院代表理事、福岡女学院大学名誉教授)/網本善光(高梁方谷会理事、方谷研究会理事)
    ◎研究ノート
    山田方谷と横浜鎖港問題/山本邦男(山田方谷に学ぶ会会員、方谷研究会会員)
    ◎エッセイ・探訪
    方谷さんの筆跡を楽しんで/小林純子(公益財団法人 書道芸術院総務)
    立志─山田方谷の血脈─碑陰の記全文を訓読/廣常人世(岡山大学名誉教授)
    山田方谷を後世に語り継いだ人─宮原信について─/森 熊男(岡山大学名誉教授、方谷研究会顧問)
    陽明学の泰斗・山田準教授について/高橋義雄(方谷研究会理事)
    祖父から伝え聞いた山田方谷と周辺の人々/中山 亘(方谷研究会会員)
    「山田方谷全集」内容見本の紹介/片山純一(方谷研究会会長)
    能勢道仙と息子の萬/⻆南勝弘(方谷研究会顧問)/中山 亘(方谷研究会会員)
    ◎山田方谷の「漢詩観賞」(第7回)/森 熊男(岡山大学名誉教授、方谷研究会顧問)
    ◎石井保顧問を偲んで/高橋義雄(方谷研究会理事)
    ◎児玉享顧問を偲んで/片山純一(方谷研究会会長)
    ◎書評
    澤田瞳子「孤城 春たり」(山陽新聞連載)に注目!(網本善光)/『熊山蕃山─まづくしはあれども康寧の福』川口 浩著、ミネルヴァ書房(片山純一)

    著者プロフィール

    方谷研究会

    山田方谷の業績や足跡について、調査発掘を行い、歴史学的研究とその成果の普及を目的とする研究会。
    朝森要(方谷研究会会名誉会長)や故・太田健一(山陽学園大学名誉教授)らが発起人となり、2012年6月に設立。
    教育者や歴史愛好家、会社員や公務員をはじめ、山田方谷に関心を寄せる有志が会員となり相互に研究と交流を図っている。

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  • 備中三須村下林の籠屋

    新刊
    著者 角田 方衛 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 102ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-722-8  C0095
    初版年月日2023年11月30日
    書店発売日2023年11月24日
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    本籍地は総社市三須下林。父に連れられ、初めて歩く吉備路。
    400年前にあの戦国時代の転換とも言われる備中高松城の水攻めで豊臣側に付き、その後迫害される運命となる先祖の歴史をたどる。
    消滅する家に思いをはせるファミリーヒストリーの旅。

    著者のルーツ、それは備中高松城の水攻めで豊臣側に加勢したものの、その後は仇討ちが逃れるため不毛の地といわれた総社市三須村下林の山間に逃れ、密かに生きながらえた一族だった。
    その地で生まれ、幼い時を過ごした父親は、老いて初めてその地も歴史も知らなかった息子を誘い故郷を訪ねる。
    父親は息子に何を伝えたかったのか、家とは何か――著者は、再び、三度と、三須村下林に足を運ぶことになる。

    著者プロフィール

    角田 方衛

    1937年福井市生まれ。九州大学大学院修士、1960年科学技術庁金属材料技術研究所(35年)、東京大学工学博、1972年アメリカMIT客員研究員(1年)、1998年科学技術国際交流センター(4年)、2002年シンガポールNUS客員教授(3年)、2005年一般財団法人新技術振興渡辺記念会(10年)。つくば市在住。
    著者に『金属系バイオマテリアルの基礎と応用』(監修・共著=アイピーシー)、『バイオマテリアルー材料と生体の相互作用』(監修・共著=内田老鶴圃)、『21世紀初頭のシンガポールーその街角から』(文芸春秋企画出版部)など。

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  • Dear ― 149日間の旅

    新刊
    著者 田本 英子 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 292ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-725-9  C0095
    初版年月日2023年11月30日
    書店発売日2023年12月8日
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    「私は、なぜ食べられないの?」
    摂食障害「神経性やせ症」。それは、「食べる」ということができない病。
    食べられない苦しみと闘う、壮絶な記録。

    「私の病気、それは摂食障害のひとつ、神経性やせ症である。治療方法は食べて体重を増やすこと。シンプル極まりない。
    しかし、この「食べる」という極々当たり前のことができないのだ。体重が増えるのが怖くて。どんなに痩せていても体重を増やすことに抵抗があるのだ。体重が増えていくなんて許せない。太っていくのは我慢ならないのだ。だから治療に拒否的になる。そして、治療は本人にとっては恐怖でさえあるのだ。」(「第1章 2021年3月21日―ふりだし」より)

    何度も治療に向き合いながら、食べられない著者は病気とサヨナラするための覚悟を決める。
    夫や主治医の励ましを力に。

    著者プロフィール

    田本 英子

    1962年、岡山県生まれ。川崎リハビリテーション学院卒業。
    作業療法士として病院、診療所に勤務。義肢装具会社で福祉機器の開発に携わる。
    母校の教員、介護教室の講師などを務める。
    2008年摂食障害と診断され、現在も治療中。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 天空の城鬼ノ城を巡る鬼退治伝説 吉備の国の桃太郎

    新刊
    著者 𡈽野 美惠子 (著・画) 𡈽野 歩夢 (著・画)
    発行吉備人出版
    仕様 B5横 並製本
    ページ数 37ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-731-0  C0793
    初版年月日2023年11月20日
    書店発売日2023年11月27日
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    岡山に古くから伝わる「桃太郎伝説」。鬼ノ城を住処とする鬼神「温羅」と桃太郎のモデルとされる「大吉備津彦命」の話は地元に残る数々の史跡を背景に伝承されてきた。
    本書は、鬼ノ城(岡山県総社市)近くの村で生まれ、父親から地元の伝説や古代吉備の話を聞いて育った著者が、次世代に伝えたいと作成。史跡の写真も加え、物語の構成や挿絵は孫と一緒に考えた。
    「岡山の絵本」として、読み継いでほしい1冊。

    著者プロフィール

    𡈽野 美惠子

    昭和25年岡山県総社市に生まれる。岡山大学卒業後、大阪府内の小・中学校に教師として37年在職。
    著書に『愛犬リンと暮らして─恋人ならぬ恋犬同士リキとリン─』(本の泉社、2014年)、『あまのじゃくの涙』(東京図書出版、2016年)、『あかはまが池の摩耶』(銀の鈴社、2017年)、『古代吉備王国歴史秘話 吉備国の桃太郎』(本の泉社、2021年)など。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • ヤマボウシの下で

    新刊
    著者 脇坂 由樹子 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 225ページ
    価格本体1,700円+税
    ISBN978-4-86069-726-6  C0093
    初版年月日2023年11月14日
    書店発売日2023年11月21日
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    ある夜、わたしはヤマボウシの下にある穴から中世の世界に迷い込んでしまった。
    そこで出会ったのは、あの「たまがき悲話」のたまがきと祐清だった。

    岡山県北・新見を舞台に中世と現代が交錯するファンタジー。
    出会い、別れ、結婚、死別……いくつもの人生が一本の糸で結ばれ、読む人を不思議な体験に導く。

    著者プロフィール

    脇坂 由樹子

    1961年新見市生まれ。小学校勤務を経て退職後、パートタイムで仕事をしながら執筆を続ける。
    妄想を楽しみ、頭に浮かんだものを書き留め作品にしている。本作は書き下ろし2作品目となる。
    趣味は読書、映画鑑賞、家の片付け。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑

    新刊
    著者 五藤 諒真 (著・画)
    発行吉備人出版
    仕様 B5判 上製本
    ページ数 78ページ
    価格本体2,000円+税
    ISBN978-4-86069-718-1  C0736
    初版年月日2023年10月31日
    書店発売日2023年11月10日
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    「SDGsって何?」
    多種多様な妖怪たちと一緒に考えるSDGs
    「貧困」「飢餓」「教育」「エネルギー-」「気候変動」など
    17の目標を世界中の妖怪がわかりやすく解説。

    まだまだ広がらないSDGsと忘れさられつつある妖怪たち。
    妖怪大好きの著者は、一見関係なさそうなこのふたつを結びつけて、SDGsへの理解を深めようと制作。
    この本には79の妖怪が登場。子どもたちにも人気の妖怪といっしょに「地球の危機を救いたい」という願いをこめて。

    みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文1みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文2みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文3みんなは知ってる? SDGsと妖怪図鑑 本文4

    目次

    1 貧困をなくそう……座敷童子・金霊・生団子・分福茶釜・黒仏
    2 飢餓をゼロに……餓鬼・ヒダル神・食取 り・イペカリオヤシ・二口女 
    3 すべての人に健康福祉……猩々・マッカ・病虫・疱瘡神・疫病神
    4 質の高い教育をみんなに……蟹坊主・アマメハギ・貝児・白児 
    5 ジェンダー平等を実現しよう……手長足長・青女房・おきく狸・否哉・橋姫
    6 安全な水とトイレを世界中に……河童・川獺・岩魚坊主・小豆洗い
    7 エネルギーをみんなに……そしてクリーンに 塵塚怪王・煙羅煙羅・白溶裔・箒神
    8 働きがいも 経済成長も……いそがし・異獣・手伝い鬼・豆腐小僧
    9 産業と技術革新の基盤をつくろう……田の神・敷次郎・泥田坊・キジムナー
    10 人や国の不平等をなくそう……縊れ鬼・のっぺら坊・キムナイヌ・手の目
    11 住み続けられるまちづくりを……姑獲鳥・方相氏 ・油搾り・輪入道・塗壁・一つ目小僧
    12 つくる責任 つかう責任……化け草履 ・釜鳴・瀬戸大将・傘化け
    13 気候変動に具体的な対策を……浪小僧・雨降り小僧・日和坊・雪女
    14 海の豊かさを守ろう……海坊主・船幽霊・人魚・共潜・牛鬼
    15 陸の豊かさも守ろう……ダイダラボッチ・天狗・木霊・鬼・山姥
    16 平和と公正をすべての人に……麒麟・鳳凰・白澤・アマビエ
    17 パートナーシップで目標を達成しよう……ぬらりひょん・バックベアード・ドラキュラ・フランケンシュタイン・ルクランバ・ミイラ・狼男 
    索引
    あとがき

    著者プロフィール

    五藤 諒真

    1999年生まれ。倉敷芸術科学大芸術学部卒業。
    幼少期から妖怪に興味を持ち、大学の卒業制作で取り組んだ本書『SDGsと妖怪図鑑』が新聞、テレビなどで取り上げられる。小学5年生のとき、クラス目標のキャラクターに採用された「ペンちゃん」を大切に育て、その時抱いた思いを描いた『がんばり!ぺんちゃん』を自費で制作。
    現在は水彩鉛筆画の妖怪イラストをほぼ毎日Instagram(gotopen1219)に投稿。
    著書に『がんばり!ペンちゃん』(私家版)
    倉敷市在住。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 山田方谷とその時代

    制度・人・物から読み解く
    新刊
    著者 方谷研究会 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 B5判 並製本
    ページ数 129ページ
    価格本体1,700円+税
    ISBN978-4-86069-719-8  C0021
    初版年月日2023年10月25日
    書店発売日2023年11月3日
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    山田方谷とは何者なのか─。
    さらに深くその人物像に迫る!

    幕末から明治初期にかけての備中松山藩の制度や文物、方谷の生きた時代や社会、交流のあった人物などを50以上のテーマから各分野の専門家が探る。幅広く多方面から方谷を学ぶ一冊。

    巻末に「山田方谷を知るためのブックガイド」を収録!

    方谷の家業だった菜種油の搾油業とは?
    備中松山藩の組織、職制とは?
    松山藩の江戸藩邸や大坂蔵屋敷はどこにあった?
    母を見舞うために通った高梁と新見の道は?
    財政再建を支えた備中産の鉄で作った製品とは?
    河井継之助との餞別(ルビ=せんべつ)に渡した薬とは?
    戊辰戦争で〝賊軍〟となった松山藩はどうなった?
    方谷が晩年に命名した塾の教育方針とは?
    現代の医師が方谷の大病と最期の病状を診断すると?
    方谷が師事した先生、学友はどんな人物か? ほか

    目次

    はしがき
    第1章 江戸時代・幕末編
    第2章 明治時代編
    第3章 方谷と交差した人物点描 etc.

    著者プロフィール

    方谷研究会

    山田方谷の業績や足跡について、調査発掘を行い、歴史学的研究とその成果の普及を目的とする研究会。
    元岡山県立高校教諭、元吉備国際大学非常勤講師、方谷研究会名誉会長)や故・太田健―(山陽学園大学名誉教授、初代方谷研究会代表)らが発起人となり、2012年6月に設立。教育者や歴史愛好家、会社員や公務員をはじめ、山田方谷に関心を寄せる有志が会員となり相互に研究と交流を図っている。
    会報誌『山田方谷ゼミナール』Vol.1〜10を刊行。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 岡山の蝶々歳時記

    新刊
    著者 難波 通孝 (著・写真)
    発行吉備人出版
    仕様 A4判 並製本
    ページ数 69ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-717-4  C0045
    初版年月日2023年9月30日
    書店発売日2023年10月10日
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    蝶の生態観察から〈かけがえのない地球〉を感じる!

    「岡山の自然を守る会」が発行してきた季刊誌『岡山の自然』No.175(2011年3月)からNo.212(2022年5月)までの約11年間にわたって連載された「蝶々歳時記」36編に2編を加えたフォトエッセー。

    蝶を求め、蝶を撮影し続けて半世紀を超える著者が、限りない蝶への愛情を写真とエッセーに込めた一冊。
    数万枚から厳選した蝶の姿に、なぜ人はこれほどまでに蝶にひかれるのかが伝わってくる。
    目指す蝶と出合った場所や状況を細部にわたって克明に記述し、まるでその現場で蝶と相対しているようだ。

    目次

    01 “幻のチョウ”を求めて/02 ヒロオビミドリシジミを撮る
    03 絶滅一途・オオウラギンヒョウモンとの出会い/04 キマダラルリツバメを撮る
    05 芥子山の山頂は、生き物たちのパラダイス/06 イシガケチョウを追って
    07 幻となるか?ウラナミアカシジミ/08 時代が変われば品変わる(テングチョウとクモガタヒョウモン)
    09 ウラクロシジミの舞踏会/10 野生の一瞬(蛹の割れる音)
    11 国蝶 “オオムラサキ”/12 絶滅危惧Ⅰ類・ヒョウモンモドキのこと
    13 超希少な蝶となったウラギンスジヒョウモ/14 “チョウの神様” 白水隆先生追想
    15 金緑色のチョウ “アイノミドリシジミ”を撮る/16 初夏のグリーンシャワー公園(蝶の園の2日間)
    17 ハヤシミドリシジミを撮る/18 大自然の愛
    19 ギフチョウの思い出/20 曹源寺のバイカウツギ
    21 初冬の蝶たちが集うホットスポット(その1)/22 初冬の蝶たちが集うホットスポット(その2)
    23 スギタニルリシジミを撮る/24 ジョウザンミドリシジミを撮る
    25 珍蝶・ヒサマツミドリシジミ/26 ウラミスジシジミの思い出
    27 森の宝石・ウラジロミドリシジミ/28 クロミドリシジミの思い出
    29 自然の中の隠し絵(テングチョウの冬越し)/30 クロツバメシジミの思い出
    31 サカハチチョウの思い出/32 キマダラモドキを求めて
    33 感動の再会・ウラギンスジヒョウモン/34 種の保存法にリストアップされたウスイロヒョウモンモドキ
    35 蒜山高原のゴマシジミとクロシジミ/36 シルビアシジミとヤマトシジミ
    37 一枚の写真を夢見て(ミスジチョウ)
    番外編 01 地球温暖化についての危機感が低い理由
    番外編 02 宇宙の中での独り言

    著者プロフィール

    難波 通孝

    1946年岡山市生まれ。関西高等学校卒。高校時代から蝶に興味を持ち、銀行勤務を経て、現在は損害保険募集業務の傍ら蝶に向き合っている。
    著書に『日本の昆虫⑪ ベニモンカラスシジミ』(文一総合出版)、『生態写真集 岡山の蝶』『生態写真集 ギフチョウを追って』『フィールド写真集 蝶からのメッセージ』(いずれも丸善出版サービスセンター) 、『原色図鑑 岡山の蝶』『ウスイロヒョウモンモドキ』『 命つないで岡山の蝶』(いずれも山陽新聞社)など。
    「1994イシガケチョウの飛翔」で日本文教出版第27回岡山出版文化賞(1995年)、「白水 隆アルバム」で日本蝶類学会から磐瀬賞(2007年)
    【所属】上齋原ふるさと掘り起こし委員会(ウスイロヒョウモンモドキ部会)・ 日本鱗翅学会(元評議員)・岡山の自然を守る会・日本蝶類学会・日本チョウ類保全協会・岡山昆虫談話会・倉敷昆虫同好会・山陰虫の会・広島虫の会・愛蝶会など

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 晴れの国おかやま検定公式参考書 2024-2025

    新刊
    著者 吉備人出版編集部 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 224ページ
    価格本体1,400円+税
    ISBN978-4-86069-715-0  C0026
    初版年月日2023年9月30日
    書店発売日2023年10月2日
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    「晴れの国おかやま検定」の公式参考書、最新の2024-2025年版。
    これ1冊で、あなたも晴れの国の達人に!

    映画のロケで来岡した有名女優が、
    スカウトした人気の若手男優は?

    高梁市にある備中松山城に棲む、
    「猫城主」の名前は?

    「M-1グランプリ2022」で優勝した、
    津山市出身の二人のコンビ名は?

    東京オリンピック、ワールドベースボールクラシックに出場し、
    日本の優勝に貢献した、備前市出身の豪腕ピッチャーは?

    歴史・文化・刊行・グルメ………
    おかやまの基礎・基本をキーワードで解説!
    岡山の基礎知識が身につく!

    目次

    Ⅰ 歴 史
    1 原始・古代編/2 中世編/3 近世編/4 近代編
    Ⅱ 文 化
     1 岡山の美術と美術館/2 岡山の博物館・資料館・郷土館/3 岡山の主な寺社
    /4 岡山の主な近代建築/5 岡山の行事・伝統芸能/6 岡山の伝統工芸
    /7 岡山の食文化/8 岡山弁/9 文芸・学術・芸能/10岡山の映画/11 スポーツ
    Ⅲ 観 光
    1 岡山の観光
    ⑴ 岡山エリア/⑵ 倉敷エリア/⑶ 備前エリア/⑷ 備中エリア/⑸ 美作エリア
    Ⅳ 自 然
    1 地理(地形・地質)/2 植物 /3 動物
    Ⅴ 経済・産業・社会
    1 岡山県のデータ、行政区分/2 岡山の交通と物流/3 岡山の主な産業

    参考文献
    索引

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 岡山人じゃが2023

    新刊
    著者 岡山ペンクラブ (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 188ページ
    価格本体1,200円+税
    ISBN978-4-86069-720-4  C0095
    初版年月日2023年9月30日
    書店発売日2023年10月6日
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    地域の人と歴史を掘り起こす、岡山ペンクラブの『岡山人じゃが』シリーズ最新刊!
    岡山芸術創造ハレノワのオープンで期待が高まる表町商店街のにぎわい。
    戦後、岡山の商店街はどのように発展し、今日に至ったのか。元経済誌編集長の猪木正実が振り返る。
    また、「白石踊」がはぐくむ「人と地域と共感の輪」(石津圭子)はユネスコの無形文化遺産に登録された「白石踊」の歴史と踊りの魅力を探る。ほか。

    目次

    口絵カラー/今は昔、おかやま商店街の盛衰……猪木正実 
    ◎【戦後78年・岡山経済史】岡山・商店街編 今は昔、おかやま商店街の盛衰……猪木正実 

    ◎「白石踊」がはぐくむ「人と地域と共感の輪」……石津圭子

    ◎〈広島壊滅〉の第一報はNHK岡山放送局が東京に中継した/◎父の死が導いたiPS細胞研究者への道/◎後鳥羽上皇ゆかりの「菊御作」に思うこと/◎往年の名画「地上より永遠に」の舞台 ハワイ米軍基地での奇妙な体験……赤井克己

    ◎足守文化トッピング/◎『ねんねこしゃっしゃりませ』!〜中国地方の子守唄〜/◎贋作狂言「鬼の子守り」……廣坂昌広

    ◎雑誌「文藝春秋」創刊百年 生みの親、菊池寛を読み直す……池田武彦

    ◎抄本「高野山の決戦」― 大山名人生誕百年記念―/◎「蕃山の文机」の話/◎池田光政公再考(後編)……今西宏康

    ◎「文学創造都市岡山」と市民のちから……山川隆之

    著者プロフィール

    岡山ペンクラブ

    2003年6月に発足した文化団体。岡山の文化の発展を願い、積極的に発言・提言することを目的としている。
    現在の会員は、地元新聞社、放送局、出版社で活躍したOBや現役編集者など文筆活動にかかわる人たちが中心である

    。これまでに『岡山人じゃが―〈ばらずし的県民性論〉』(2004年)、『岡山人じゃが2―〈ばらずし的県民〉の底力』(2005年)をはじめ、2009年から『岡山人じゃが』シリーズを出版。

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  • 粘着の世界

    100人の記憶
    新刊
    著者 カモ井加工紙「粘着の世界」編集委員会 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5変 並製本
    ページ数 408ページ
    価格本体2,000円+税
    ISBN978-4-86069-713-6  C0058
    初版年月日2023年9月23日
    書店発売日2023年10月6日
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    ハイトリ紙から工業用養生テープ、そしてマスキングテープ「mt」。
    創業100周年を迎えた倉敷に本社を置くカモ井加工紙の歴史、技術、サービスを、役員・社員やOB、関係者ら100人にインタビュー。
    いくつかの危機を乗り越え、粘着テープの世界を独自のスタイルで広げていく同社のコラムストーリー。

    「mt」イベント厳選100をピックアップした「mt event collection 100」はマニア必見!
    ファン必携、【初版限定!付録に記念オリジナル「mt」3個付き!】

    目次

    ■目次
    Ⅰ 100人の記憶

    ●歴史 history
    01 経理一筋50年 カモ井と生きた初の女性取締役
    02 模索と挑戦の歴史 3年で姿を消した「カモ井のマーガリン」
    04 ハイトリ紙製造の最盛期を支えた男たちの職場
    05 タイ工場で技術指導 身ぶり手ぶりでカモ井品質を伝える
    06 「2階」から包装室へ運ばれ続けた赤伝票 注文は即日出荷のお客さま第一主義
    07 月2、3週間は県外へ 全国の得意先を回るカモ井の営業マン
    08 ときに営業マンは自然災害や事件に遭遇する
    09 静電気が溶剤に引火 全身やけどを負い、2年間の入院生活
    10 大型投資が重なり経営を圧迫 打開策を模索した〝沙美の家会談〟
    11 あわや大惨事! 矢掛工場の事故未遂 近隣工場の火災

    ●文化 culture
    01 社内報に〝捧げられた〟愛あふれるメッセージ
    02 格納庫から史料室へ“樋口資料室”が次世代に伝える記録
    03 “熊軍団”誕生により躍進を遂げた野球部 念願のAクラス入り
    04 厳しくも優しいカモ井の牽引車が若手社員に教えた営業マインド
    05 即面接、即採用、翌日入社の就職活動 縁を大切にするおおらかな人事
    06 異例のスタンドイン 地区予選優勝へ導く2打席連続ホームラン
    07 夏の甲子園に出場 ホームベースを踏んでスポーツ面を飾る
    08 偶然か運命か 不思議な縁で矢掛町に導かれた6人をインタビュー

    ●挑戦 challenge
    01 カモ井加工紙の新時代を築いた和紙粘着テープ
    02 父親の求めに応じて大阪から帰岡 初の研究員としてテープ開発に尽力
    03 手書きからコンピュータへ 手形から現金へ
    04 辞令の数だけ残してきた実績 現場第一主義を貫く初代ISO担当
    05 何も語らなかった父 39歳でバトンを受け取った息子
    06 26歳でインドネシアへ 刑務所の受刑者に印刷技術を指導
    07 発売から3年半で1700万個を販売 大ヒット商品となったカビ汚れ防止テープ
    08 設立から35年 ねずみ捕りやテープも製造するアジアの輸出拠点2
    09 コロナ禍で渡航し、ドイツ新工場に製造ラインを設置
    10 テープのヘタも余った原紙も廃棄せず活かす!
    ……他

    Ⅱ mt event collection 100
    mt ex/mt ex 京都/mt ex 広島/mt博 2011……他

    著者プロフィール

    カモ井加工紙「粘着の世界」編集委員会

    創業100周年を迎えたカモ井加工紙が、企業資料を記録、整理、保存し、
    次の100周年を目指す書籍の編纂を目指すチーム。

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  • 自由と平和 Freedom and Peace

    新刊
    著者 森本 マリア (著・画)
    発行吉備人出版
    仕様 B5変 並製本
    ページ数 57ページ
    価格本体1,500円+税
    ISBN978-4-86069-710-5  C0793
    初版年月日2023年8月6日
    書店発売日2023年8月6日
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    今こそ自由と平和の願いを込めて。
    被爆の惨状を描き続けてきた広島・森本マリアさんの最新作。世界中のおとなにも子どもにも読んでもらえるよう英訳も併記しています。

    東京の女学校で寮生活を送っていた花ちゃんは、東京大空襲を逃れた後、疎開のために広島の実家の広島へ帰ります。
    1945年8月6日の朝、突然空が光り花ちゃんは気を失います。B29の爆音で気がつくと、街は火の海でした……。
    8月15日終戦。花ちゃんのお母さんは「戦争に勝つために、何もかも、何もかも我慢してきた」と、声を高く上げて泣き、ふぬけになってしまいました。
    8月16日の朝、戦争が終わって初めての朝陽を浴びながら、花ちゃんは「今日から自由と平和の始まり」を感じたのでした。

    目次

    家族/方言/不意の攻撃/映画/食糧不足/千人針/竹やり/クレイジー/がまんの日々/代用品/B29/小型爆撃機/体当たり/汽車/チンチン電車/グラマン戦闘機/飛行場の疎開/光/ごめんなさい/良かった/不思議じゃのう/黒いハエ/日本ヨイ国/玉音放送/自由と平和/あとがき/

    著者プロフィール

    森本 マリア

    1934年生まれ。
    国民学校6年生の時、広島の原爆を体験。
    戦争中の実体験をブラックライトを使った紙芝居に描き、学校や公民館で上演。
    戦争中の生活や戦争中の学校での様子を語り続ける。
    広島市安佐北区在住。

    著書に『音が消えた時』『こどもの目』『小一郎ぎつね』『ゆきちゃんが見たピカドン』『春ちゃん』(いずれも吉備人出版)など

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 昭和・平成・令和 岡山県高校野球風雲録

    ユニフォームは知っている
    新刊
    著者 石原 正裕 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判
    ページ数 364ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-714-3  C0095
    初版年月日2023年8月5日
    書店発売日2023年8月11日
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    100人以上の選手、監督、関係者らの証言を元に、岡山の高校野球「あの日、あの時」を再現!
    伝統校、名門校だけでなく、県立普通科の躍進、悲運の県北チーム、急成長の新興私学など勝ち負けを超えたドラマにあふれる。
    かつての、そしてこれからの球児たちに贈る〈高校野球狂〉からのエール

    昭和、平成、令和と時代とともに岡山の高校野球は変化し、それぞれの時代に語り継がれるドラマがあった。
    40年以上にわたりテレビ報道記者の立場で岡山県の高校野球を追いかけていた著者は、選手や監督、関係者を訪ね、話を聞き、宝石のように輝く一つひとつのエピソードを紡いでいった。
    あの日、あの時、あの一球を、共に振り返る渾身の一冊。

    目次

    はじめに
    ①名門の誇りと今
    歴戦の雄 ドラマ多き名門 倉敷工業
    マナーと努力の選抜制覇 その戦歴 岡山東商業
    ブルーの魂 攻撃野球の先駆け   岡山南高校
    守りの美学とその物語   倉敷商業
    筆記体が残した名勝負    玉島商業
    甲子園出場と豪打の伝説  水島工業

    ②私学の雄の輝き
    岡山最古の野球部 名門 激闘史   関西
    夏の甲子園 唯一の決勝進出 岡山理大付属
    ユニフォームよ 井原の活力となれ 興譲館
     
    ③私学 新勢力の台頭
    最速の甲子園から強豪に 創志学園
    躍進する学校と野球部   岡山学芸館
    アフリカにつながる赤い旋風  おかやま山陽

    ④名勝負 普通科校の奮闘と無念
    幾たびもの大安寺旋風  岡山大安寺
    サラリーマン監督の奮闘とその時代  岡山朝日
    二中の誇りと伝説の右腕 岡山操山
    遠い記憶 無念の決勝敗退  西大寺
    野球どころが見せた 普通科校の意地 玉野

    ⑤県立新設校の輝き
    大活躍と一期生のユニフォーム  岡山城東
    初の甲子園 そして紫の栄光 玉野光南
    くせ者チーム誕生 大物食い軍団 岡山芳泉

    ⑥県北からの挑戦
    県北の名門 伝統とB‘z世代の活躍 津山
    悲運のユニフォームから56年 津山商業
    県北から甲子園を目指した青年監督   津山工業
    名投手を生み出した県北の輝き 勝山

    ⑦書き残したい二つの高校の物語
    千鳥を生んだ野球部 忘れざる試合 笠岡商業
    9人で臨んだ最後の夏 琴浦

    ⑧番外編 岡山高校野球三国志
    岡山監督たちの三国志
    岡山高校野球風雲録 年表

    著者プロフィール

    石原 正裕

    1958年香川県さぬき市生まれ 幼いころから志度商業のファンで、中学2年の時、高松一高の夏の甲子園ベスト8を見て、進学を決めた。早稲田大学を経て、1981年RSK山陽放送に入社。
    報道では事件事故・政治・農業・漁業など幅広い取材を行い、TBS報道特集などで高評価を得た。番組制作・ラジオ・イベント企画運営なども行い、讃岐うどんブームの火付け役ともなるなど、地域おこしの情報発信に携わった。民間放送連盟の全国表彰など受賞多数。
    高校野球取材は入社以来、ニュース、中継などで携わり、現在、ライフワークの一つとなった。高校野球の歴史と文化の研究のため、ユニフォーム収集を10年前から始め、夏の全国大会優勝校のものをコンプリートして、全国紙に掲載された。思い出の試合は松山商業-三沢、箕島-星稜のともに延長18回の試合で、リアルタイムで見たことが自慢。
    趣味は食べること、寝ること、スイミング、ユニフォーム収集と研究。好きなユニフォームは左胸のワンポイントタイプで、岩手の福岡、小倉、東奥義塾、母校の高松一高、膳所、下関商業がお気に入りだ。広島商業の服地を使い、金、銀のモール刺繍のマークが入った帽子に伝統と風格を感じている。
    2021年3月にRSKを退社。現在はフリーライター、プランナー。趣味は食べること、寝ること、泳ぐこと、高校野球のユニフォーム収集。
    著書に『岡山・香川ラーメン見聞録』(吉備人出版)ほか

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 輝ける讃岐人3

    玉楮象谷 柴野栗山 二宮忠八 浮田幸吉 平賀源内 笠置シヅ子 尾上松之助
    新刊
    著者 山陽放送学術文化・スポーツ振興財団 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 296ページ
    価格本体1,500円+税
    ISBN978-4-86069-712-9  C0021
    初版年月日2023年7月12日
    書店発売日2023年7月19日
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    近畿の大和政権、内海対岸の吉備勢力の狭間で独自の文化を育み、新しい時代を牽引する先人を数多く輩出した香川。
    近代日本学問の祖・柴野栗山をはじめ平賀源内や笠置シヅ子などの人物群像に迫る「輝ける讃岐人」シリーズ第3巻。

    2022年4月から毎月開催してきた「リレー・シンポ『輝ける讃岐人』」。本書はその第7回から第10回までの内容を基に構成。
    江戸文化に輝いた近代日本学問の祖・柴野栗山、異色の讃岐漆芸家・玉楮象谷、飛行機発明の先駆者・二宮忠八と浮田幸吉、万能の異才・平賀源内、そして占領下のスーパースター笠置シヅ子と日本映画史上最初の大スター尾上松之助らの人物像に焦点を当てた。

    シリーズでは、新たな知見のほか、時代と挌闘してきた先人たちの信念や勇気、開拓性、実行性、そして今後の研究課題をも浮き彫りにしている。

    目次

    江戸文化に輝いた二人

    講演1 近代日本学問の祖柴野栗山/全国漢文教育学会評議員・田山泰三
    講演2 異色の讃岐漆芸・玉楮象谷/香川県文化芸術局美術コーディネーター・住谷晃一郎
    質疑 質問に答えて

    鳥になった男たち
    講演1 講演1 飛行機発明の先駆者 二宮忠八/八幡浜市美術館学芸員・井上千秋
    講演2 講演2 幸吉の飛行を科学的に考える/日本航空宇宙学会会員・石井潤治
    質疑 質問に答えて

    万能の異才 平賀源内
    講演1 講演 源内がやりたかったこと/香川県立高等学校教諭(日本史)・ 藤田彰一
    質疑 質問に答えて

    郷土が生んだスターたち
    講演1 占領下のスーパースター 笠置シヅ子/ノンフィクション作家・砂古口早苗
    講演2 目玉の松ちゃん、泥芝居一代記/映画批評・映画研究者・世良利和
    質問に答えて

    著者プロフィール

    山陽放送学術文化・スポーツ振興財団

    山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は科学技術の発展と文化の向上に寄与するため1963 年に山陽放送学術文化財団として設立。以来、科学の基礎研究に対する助成のほか、学術調査や文化講演会などを実施し、地域の歴史の発掘・再発見と文化の継承に努めています。

    2013年に公益財団法人に移行。
    2020年地域のスポーツ活動を支援する事業を加え、現在の名称に変更しました。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 棚田の村の少女

    新刊
    著者 川島 英子 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 256ページ
    価格本体1,500円+税
    ISBN978-4-86069-698-6  C0093
    初版年月日2023年7月12日
    書店発売日2023年7月24日
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    昆虫採りや川遊び、キャンプや山歩き、木漏れ日や草のにおい……
    田舎って素晴らしい!
    自然の中で過ごす楽しさや不思議さを感じる物語。

    第一話 里山の仲間たち
     突然亡くなったお父さんが育った棚田のある田舎に、お母さんと一緒に移り住むことになった小学4年生の少年・祐樹。自然があふれていた昔の田舎を知っているカッパのごん太や地元の子どもたちとの交流を通じて、山の中がゴミ捨て場になるなど自然が失われていることを知る。ごん太や地元で暮らす人のためにも、汚れた川を子どもたちと大人が一緒になってホタルが飛び交う村に再生させる─。

    第二話 棚田の村の少女
     お母さんを亡くした小学4年生の少女・かおりが、棚田の広がる田舎のおばあちゃんの家で、暮らすことになった。おばあちゃんと二人で山陰の海にドライブに行って不思議な体験をしたり、復活する神社の秋祭りで巫女舞いの奉納を手伝ったり……。田舎での暮らしを通じて、お母さんがいつも見守ってくれていると感じることができ、やがてお父さんのいる街での生活にもどっていく。

    第三話 霧の向こうの森の家
     お父さんとお母さんには再婚同士。お父さんの子・香(中学2年生)とお母さんの子・英介(小学3年生)は、お母さんが入院したため田舎のおばあちゃんの家で春休みを過ごすことに。温泉にいったり、木工所に通って木工に励んだりする中で、たくましさを身につけていく。田舎で暮らす人達や豊かな自然にふれ、都会の生活に疲れたおじさん、心の傷付いた女性らとも出会い、自らも癒やされて生きる力を取り戻していく─。

    目次

    第一話 里山の仲間たち
     1章 鬼山の秘密基地 
     2章 おおかみ山のふところで
     3章 ホタルの里に
    第二話 棚田の村の少女
    第三話 霧の向こうの森の家

    著者プロフィール

    川島 英子

    岡山県久米郡美咲町に生まれる。津山高校、岡山大学教育学部卒。小学校教諭の後、専業主婦。岡山市民の文芸の随筆部門で「通夜の雨」が市長賞。岡山市市民の童話賞で童話「うちの子、知りませんか」が最優秀賞。岡山県文学選奨で児童文学「蛍のブローチ」が入選。読売ファミリー童話大賞で「白いパラソル」が優秀賞を受賞。
    著書に児童文学の『蛍のブローチ』、『ぎゅっと だいて』、『白いパラソル』(けやき書房)、『鬼山砦の小悪党』(吉備人出版)、童話の『月夜のシャボン玉』(山陽新聞出版センター)、短歌歌集の『櫻吹雪』『渓のせせらぎ』(砂子屋書房)などがある。
    日本児童文学者協会会員。いちばんぼし童話の会、岡山児童文学会「松ぼっくり」同人。短歌誌「麓」同人。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 雑草といえど……

    灼熱の歌人・芦田高子
    新刊
    著者 下山 宏昭 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 並製本
    ページ数 142ページ
    価格本体1,300円+税
    ISBN978-4-86069-711-2  C0095
    初版年月日2023年7月7日
    書店発売日2023年7月27日
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    北陸・内灘砂丘で繰り広げられた米軍基地撤退闘争―「内灘闘争」から70年。死力を尽くして戦った女性たち”おかか”と共闘し、短歌で闘争を記録した芦田高子。
    岡山県北奈義連峰の麓に生まれ、〈昭和の与謝野晶子〉とも評された歌人の生涯を、高子を母と呼ぶ人物の想いを挟み描く。
    一向に解決しない沖縄基地問題。ウクライナ戦争で揺れる軍備拡大志向。芦田高子の歌を通して内灘闘争の歴史的価値も検証する。

    目次

    プロローグ
    躓き
    自立
    心影
    内灘闘争
    歌集『内灘』
    内灘残照
    舞台は世界へ
    挽歌
    闘いの原点
    辞世の譜
    悲願の歌碑建立
    エピローグ
    あとがき
    芦田高子年譜

    著者プロフィール

    下山 宏昭

    1941年岡山県勝央町生まれ。
    法政大学卒。
    68年岡山放送創立時入社、放送記者、編成局長、取締役報道制作局長など経て05年退職。

    主な作品歴「泰緬鉄道五人の証言」「杜翁とバイブル~小西増太郎覚書」「赤い流浪~斎藤真一心の光景」など岡山の人物ドキュメンタリーを中心に100作品超制作。
    「涙で絵具を~愛の旅びと・夢二」「天平の王道~真備と清麻呂」の2本のドキュメンタリードラマ。

    退職後も「ふるさとのドラマシリーズ」や「ドキュメンタリー 核の記憶~89歳ディレクター最後の問い」など制作。

    著書に「叛華~古代吉備が滅んだ日(サンクス出版)」「岡山人じゃが①~⑰ 共著(吉備人出版)」「岡山県謎解き散歩 共著(新人物往来社文庫)」など。

    日本民間放送連盟賞優秀賞。FNNドキュメンタリー大賞優秀賞。
    ニューヨークフェスティバル銅賞など受賞歴多数。

    岡山市在住。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 賢い子は作られる

    妻として、母として、学習塾講師として貫いた熱き想いの回顧録
    新刊
    著者 伴 節己 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 四六判 上製本
    ページ数 232ページ
    価格本体1,500円+税
    ISBN978-4-86069-702-0  C0037
    初版年月日2023年6月30日
    書店発売日2023年7月10日
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    学習室教育者としての歩みと、「教育哲学」「実践理論」をまとめた自伝エッセー。
    学校での教育は、必ず将来の幸せに繋がると信じられていた時代に生きた著者は、ある時期から大手学習塾の指導者、経営者として子供たち、学校の先生、地域の人たちと向き合っていくことに。
    公立の教育が絶対と信じられていた中で、学習塾という新しい学びの場は、当時の義務教育現場の考え方や矛盾と何度も何度もぶつかる。
    本書は、多くの子供たちの指導にかかわり、笑い、喜び、涙し、感動した情熱奮闘記。
    教育現場にいる人、そして子育てに向き合う保護者に届けたい!

    目次

    第1章
    当時の夢 いつかはクラウン
    瑞宝双光章を天皇陛下より頂く
    給料3万円の新婚生活
    ボロボロの官舎住まい
    官舎での風呂当番
    学生運動 真っただ中
    官舎に覚せい剤中毒の男が
    人生の転機 夫が田舎町の駐在所勤務に
    波乱の駐在所生活 トラックが突っ込む
    入学式 来賓として招待される駐在さん
    ドジョウ汁 ぼたん鍋
    猿が出た騒動
    大洪水で避難
    蚊ににやられた
    五右衛門風呂
    駐在さん 寸借詐欺にあう
    日本一のお母さん
    クイズ100人に聞きました
    なぜか書道教室、ピアノ教室に
    息子が虫博士 星博士になる
    囲碁も好き
    夏は鮎 冬は蟹
    駐在所から刑事一課に転勤
    刑事課に入って
    警察官の妻たち
    事件発生 署員全員招集
    列車飛び込み事件の珍事「僕知らないよ。」

    第2章
    個別指導の先生としてスタート
    伴教室開設
    自動車学校に入校 運転免許への道
    S君との出会いで強い確信ができた
    旅籠を追い出される 学校との葛かっ藤とう
    誰も教室に来なくなった 学校とのトラブル
    学校に認められる でもまた問題が
    テスト0点にされた
    自宅を建てる 第二教室を開きたい
    第二教室を開設
    学級会で伴教室のことが議題になる
    息子の成長 親子で科学研究
    勇士ペルセウス
    専用教室を建てる
    子供たちの国語力はどうかな
    教室だより

    第3章
    スタッフ(助手先生)に助けられた教室
    東日本(東京)西日本(大阪)の指導者集中研修の講師
    第三教室をやりませんか
    開設したものの、生徒は一人も来ない
    独自チラシの作成に踏み切る
    教室開設20周年の会
    2歳で読書ができる子 幼児コーススタート
    中学高校の内容に繋がる幼児指導
    荒れに荒れた中学校
    あの子をなんとかしなければ
    春休みのある日
    夢は薬剤師
    学習発表会
    中学校一日体験入学
    数学一斉学習会スタート
    学力を時間で判定する
    新入社員研修
    最大のピンチ急性緑内障発作
    手島先生との出会い
    社長が教室を訪問
    公立中学で個人別指導を導入
    伴道場
    今どきの子供たち
    学力不振の原因は今も昔も同じ
    学力不振の中学生 半年で勝負
    個別指導はナスの花…
    初心忘れるべし
    指導者になって本当に良かった
    賢い子(優良児)は作られる
    平凡の非凡
    続けることの意義
    卒業生たちの今
    花無心にして蝶を招く

    私のノートから
    あとがき

    著者プロフィール

    伴 節己

    1945年岡山県生まれ。
    1978年子育ての傍ら家庭学習室を開設。
    以後、45年以上にわたり現在も子どもたちの指導を続ける。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 輝ける讃岐人2

    小西和 田村剛 大久保諶之丞 景山甚右衛門 菊池寛 保井コノ
    新刊
    著者 山陽放送学術文化・スポーツ振興財団 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 272ページ
    価格本体1,500円+税
    ISBN978-4-86069-707-5  C0021
    初版年月日2023年4月22日
    書店発売日2023年5月8日
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    近畿の大和政権、内海対岸の吉備勢力の狭間で独自の文化を育み、新しい時代を牽引する先人を数多く輩出した香川
    その意外な人物群像に迫る「輝ける讃岐人」シリーズ第2巻。

    2022年4月から毎月開催してきた「リレー・シンポ『輝ける讃岐人』」。
    本書はその第4回から第6回までの内容を基に構成。
    瀬戸内海の価値にいち早く着目し訴えてきた小西和と田村剛、四国の鉄道網拡大に関わった大久保諶之丞、そして文学と科学の分野で活躍した菊池寛、保井コノに焦点を当てている。
    シリーズでは、新たな知見のほか、時代と挌闘してきた先人たちの信念や勇気、開拓性、実行性、そして今後の研究課題をも浮き彫りにしている。

    目次

    内海の価値を訴えた人々
    講演1 小西和の人物像と『瀬戸内海論』/ 関西学院大学総合政策学部教授・佐山 浩
    講演2 昭和初期の国立公園指定と瀬戸内海/奈良県立大学地域創造学部教授・ 水谷知生
    質疑 質問に答えて

    四国をひとつにした男
    講演1 史料から見た大久保諶之丞/香川県立ミュージアム学芸課長・野村美紀
    講演2 讃岐鉄道の父と備讃交通に関わった男/香川近代史研究会会員・宮本義行
    質疑 質問に答えて

    文学賞と科学賞を残した2人
    講演1 菊池寛と薄田泣菫/青山学院大学文学部教授・片山宏行
    講演2 日本のマリー・キュリー/保井コノ サイエンススタジオ・マリー主宰・吉祥瑞枝
    質疑 質問に答えて

    著者プロフィール

    山陽放送学術文化・スポーツ振興財団

    山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は科学技術の発展と文化の向上に寄与するため1963 年に山陽放送学術文化財団として設立。
    以来、科学の基礎研究に対する助成のほか、学術調査や文化講演会などを実施し、地域の歴史の発掘・再発見と文化の継承に努めています。

    2013年に公益財団法人に移行。2020年地域のスポーツ活動を支援する事業を加え、現在の名称に変更しました。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 岡山の文学 令和4年度

    令和4年度岡山県文学選奨作品集
    新刊
    著者 岡山県 (編) おかやま県民文化祭実行委員会 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 253ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-708-2  C0095
    初版年月日2023年3月31日
    書店発売日2023年3月31日
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    第57回岡山県文学選奨作品集
    随筆、童話・児童文学、現代詩、短歌、俳句、川柳など8部門395点の応募作品から選ばれた優秀作品計41点を紹介。
    日々の暮らしや身近な題材を描き出したもの、現代社会の抱える問題をテーマにしたものなど、いずれも作者の思いが伝わってくる力作ぞろい。
    本書は、これらの中から選ばれた入選3点、佳作6点、準佳作32点の合計41点の作品を収録したものです。

    目次

    ■目次
    はじめに
    小説B
    佳作 『昼の遊戯』
    佳作 『アップルパイ』

    随筆
    佳作 『言の葉』

    現代詩
    佳作
    『願い』
    『家路』
    『今』

    『夜(家族を壊す病)』
    『朝(生きるための病)』
    『夜(ふたたび朝へ)』

    短歌
    入選 『戦ぐ向日葵』

    俳句
    入選 『向日葵』

    川柳
    入選 『荒野』藤井智史

    童話・児童文学
    佳作 『自由と律』
    審査概評                             
    岡山県文学選奨年譜一覧                       
    第五十七回岡山県文学選奨募集要項

    関連するタグ

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • ローカルゼネコンの素顔

    誇りある眼差しの先に
    新刊
    著者 山崎 エリナ (写真)
    発行吉備人出版
    仕様 B5横 並製本
    ページ数 119ページ
    価格本体2,000円+税
    ISBN978-4-86069-705-1  C0072
    初版年月日2023年3月25日
    書店発売日2023年4月11日
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    現場で働く人々の笑顔と、真剣な眼差し、その先にあるダイナミックな風景——
    建設業界のイメージを更新する写真集。

    橋梁、トンネル、道路など土木現場で働く人をクローズアップした写真で「インフラメンテナンス大賞」を受賞した写真家・山崎エリナが、岡山の100年企業・蜂谷工業株式会社の作業現場を撮影。
    カーディーラーや大学施設の建築、河川や道路の工事、海の環境整備まで、多彩な現場の迫力ある風景の中で、いきいきと作業する人たちの表情をとらえた97点。
    地域のインフラを担うローカルゼネコンのありのままの姿が活写されている。

    著者プロフィール

    山崎 エリナ

    兵庫県神戸市出身。1995年渡仏。
    パリを拠点に40カ国以上を旅して撮影を続け、帰国後、国内外で写真展を多数開催。
    ポーランドの美術館に作品が収蔵されるなど海外での評価も高い。

    NHKスペシャル「世界初撮影! 深海の超巨大イカ」では、スチールカメラマンとして同行し深海撮影。
    2018年から2022年には「インフラメンテナンス写真展」を東京ビックサイトなど全国各地で開催。
    橋梁、トンネル、道路など土木現場で働く人をクローズアップした写真が注目を浴び、一連の活動で第3回「インフラメンテナンス大賞」優秀賞(国土交通省)を受賞。

    写真集に『アイスランドブルー』(学研)、『サウダージ』(ピエブックス)、『千の風 神戸から』(学研)、『ただいま おかえり』(小学館)、『アンブラッセ ~恋人たちのパリ~』(ポプラ社)、『インフラメンテナンス ~日本列島365日、道路はこうして守られている~』『トンネル誕生』ほか。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • ターフのカノジョ

    三原 雫編
    新刊
    著者 中原 牧人 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 文庫判 並製本
    ページ数 155ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-706-8  C0193
    初版年月日2023年3月21日
    書店発売日2023年3月31日
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    中央競馬、地方競馬に続く第三の競馬、それが学園競馬。
    お座敷学園は、その学園競馬で活躍する高校のひとつだ。
    競馬の家系に生まれた三原雫はじめ
    競馬道に青春をかける女の子が繰り広げる、読者参加型競馬ノベルが誕生。
    巻末付録は競馬の勝ち方、楽しみ方
    ○ものがたり
    雫はお座敷学園に通う女子高校生。亡くなった父は騎手、母は有名な女性調教師という競馬一家に生まれたエリートなのだが、騎乗する牝馬ベコでは今ひとつ満足した結果が得られていない。
    学園には、財閥の娘で成績優秀の優等生プリムローズや熱血漢の童夢志保らライバルがしのぎを削っている。
    「どうしたらプリムローズや志保さんのように勝てるのかしら」
    悩むスランプの雫だが……。

    目次

    目次
    はじめに
    登場人物紹介
    第1話 家系
    第2話 出会い
    第3話 アテナステークスの激戦
    第4話 秋山桜の騎乗
    第5話 小さな名手
    第6話 ことりの助言
    第7話 騎乗戦と机上戦
    付録・解説
    競馬を知る
    馬券種
    馬券の比較
    軍資金を守る
    軸馬をさぐる

    著者プロフィール

    中原 牧人

    1977年11月20日生まれ。先進ホールディングス代表。
    会社員としての日々の中、お座敷ちゃんねるの運用とターフのカノジョの成長に人生を注ぐ。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 第32回 吉備路文学館 少年少女の詩

    新刊
    著者 吉備路文学館「少年少女の詩」編集委員 (編)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 190ページ
    価格本体1,000円+税
    ISBN978-4-86069-709-9  C0095
    初版年月日2023年3月11日
    書店発売日2023年3月24日
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    第32回吉備路文学館「少年少女の詩」に、岡山県内の小学生から応募のあった781篇の詩の中から選ばれた優秀作品が詩集になりました。
    どの作品も日々の暮らしの中での心の動きや、さまざまな発見、ひらめきが、みずみずしい感性で描きだされています。
    子どもたちが綴った色とりどりの表現から、等身大の思いが伝わってきます。
    ※扉絵・挿絵の紙版画は県立岡山聾学校小学部の生徒さん。

    著者プロフィール

    吉備路文学館「少年少女の詩」編集委員

    吉備路文学館は、昭和61年11月中国銀行の全面支援のもと地域にゆかりのある文学者を顕彰し、県民の文化昂揚に資する登録博物館施設として開館。
    平成24年4月には、公益財団法人の認定を受け、広く県民に親しまれている。
    『少年少女の詩』の刊行事業は、平成3年度にスタートし、今回で32回を数える。

    関連するタグ

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

  • 坪田譲治と中国文学

    詩心・絵心・文心
    新刊
    著者 劉 迎 (著)
    発行吉備人出版
    仕様 A5判 並製本
    ページ数 269ページ
    価格本体1,800円+税
    ISBN978-4-86069-697-9  C0095
    初版年月日2023年2月25日
    書店発売日2023年3月10日
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    明治23年に岡山市に生まれ、子どものありのままの姿と心を描いた児童文学作家・坪田譲治。
    坪田が描いた作品は、中国の古典文学や絵画に影響を受けていた。
    『「正太」の誕生─坪田譲治文学の原風景をさぐる』『坪田譲治と日中戦争—一九三九年の中国戦地視察を中心に』に続く坪田文学論文集の第3弾。
    坪田譲治作品初出目録(1946年-1983年)も付録掲載。

    目次

    はしがき
    第一部 坪田譲治文学の「詩想」
     第一章 坪田文学における漢詩文受容の諸相
          ―『唐詩選』を中心として―
     第二章 坪田文学の絵画性とその深層
          ―「南画」をめぐって―
     第三章 坪田譲治文学、中国への飛翔
          ―中国における坪田文学の翻訳と研究―
    第二部 坪田譲治文学の「夢郷」
     第一章 小説「蟹と遊ぶ」論
          ―陶淵明とのかかわり―
     第二章 童話「樹の下の寶」論
          ―「夢」というファクター―
     第三章 童話「王春の話」論
          ―「作品の中に生きる」ということ―
    論文初出一覧
    附録/坪田譲治作品初出目録Ⅲ(1946年-1983年)
    あとがき

    著者プロフィール

    劉 迎

    1962年中国徐州市に生まれる。
    中国広州外国語学院東方語言系卒。
    岡山大学大学院文化科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)号取得。現在、中国江蘇師範大学外国語学院教授。
    岡山大学文学部言語国語国文学会員。中国外国文学学会日本文学研究会会員。中国江蘇省外国文学学会会員。日本近現代文学・児童文学を専攻。
    著書に、『〈正太〉の誕生―坪田譲治文学の原風景をさぐる―』(2014年)、『坪田譲治と日中戦争―一九三九年の中国戦地視察を中心に―』(2016年)、訳書(中国語訳)に『新美南吉童話』(1999年)、『坪田譲治童話』(2003年)など多数。

    ※上記内容は本書刊行時のものです。

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