歌集 旅路
近刊

| 著者 | |
|---|---|
| 発行 | 吉備人出版 |
| 仕様 | A5判 上製本 |
| ページ数 | 256ページ |
| 価格 | 本体2,500円+税 |
| ISBN | 978-4-86069-777-8 C0092 |
| 初版年月日 | 2025年11月27日 |
| 発売予定日 | 2025年12月18日 |
70歳から本格的に短歌をつくりはじめて20年。
歌集『桜剣』(2013年)『朝の食卓』(2022年)に続き、卒寿を迎えての第三歌集『旅路』。
収録した704首は、現在の政治を憂い、老いを受け入れた日々の思いなどを詠んでいる。
政治家がわれは知らぬと秘書を切る滴るばかりの濡れ衣を着せ
敗戦に泣いた少年も九十歳昔を語る人とておらず
人間に与えられたる対話もて停止できぬかウクライナ戦
飲む打つ買う元気も無ければ金もない飲む塗る貼るのお薬タイム
亡き父よ我れは卒寿の路歩むおやじの知らない老いの坂道
生き方に正解はなし我はわれただ真剣に老いぼれてゆく
著者プロフィール
- 河﨑 展忠
昭和10年玉野市に生れる。昭和33年早大卒、特別国家公務員となり参議院に勤務。
昭和38年岡山県議会議員に初当選し、連続8期。
昭和38年岡山地方裁判所調停委員(在職45年)をはじめ、数多くの公職・団体の役員を務める。
平成10年岡山県民共済を設立し初代理事長となる。
稲門会岡山県支部顧問。
著書に『県会議員の見た東南アジア』(共著)、『私の地方自治論』、歌集『桜剣』『朝の食卓』(いずれも吉備人出版)など。
※上記内容は本書刊行時のものです。