書籍紹介

輝ける讃岐人2

小西和 田村剛 大久保諶之丞 景山甚右衛門 菊池寛 保井コノ
新刊
著者 山陽放送学術文化・スポーツ振興財団 (編)
発行吉備人出版
仕様 A5判 並製本
ページ数 272ページ
価格本体1,500円+税
ISBN978-4-86069-707-5  C0021
初版年月日2023年4月22日
書店発売日2023年5月8日
  • 本をご注文される場合は「本のご注文」ページをご覧ください。
  • この本に関するお問い合わせは「お問い合わせ」ページをご確認の上ご連絡ください。

近畿の大和政権、内海対岸の吉備勢力の狭間で独自の文化を育み、新しい時代を牽引する先人を数多く輩出した香川
その意外な人物群像に迫る「輝ける讃岐人」シリーズ第2巻。

2022年4月から毎月開催してきた「リレー・シンポ『輝ける讃岐人』」。
本書はその第4回から第6回までの内容を基に構成。
瀬戸内海の価値にいち早く着目し訴えてきた小西和と田村剛、四国の鉄道網拡大に関わった大久保諶之丞、そして文学と科学の分野で活躍した菊池寛、保井コノに焦点を当てている。
シリーズでは、新たな知見のほか、時代と挌闘してきた先人たちの信念や勇気、開拓性、実行性、そして今後の研究課題をも浮き彫りにしている。

目次

内海の価値を訴えた人々
講演1 小西和の人物像と『瀬戸内海論』/ 関西学院大学総合政策学部教授・佐山 浩
講演2 昭和初期の国立公園指定と瀬戸内海/奈良県立大学地域創造学部教授・ 水谷知生
質疑 質問に答えて

四国をひとつにした男
講演1 史料から見た大久保諶之丞/香川県立ミュージアム学芸課長・野村美紀
講演2 讃岐鉄道の父と備讃交通に関わった男/香川近代史研究会会員・宮本義行
質疑 質問に答えて

文学賞と科学賞を残した2人
講演1 菊池寛と薄田泣菫/青山学院大学文学部教授・片山宏行
講演2 日本のマリー・キュリー/保井コノ サイエンススタジオ・マリー主宰・吉祥瑞枝
質疑 質問に答えて

著者プロフィール

山陽放送学術文化・スポーツ振興財団

山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は科学技術の発展と文化の向上に寄与するため1963 年に山陽放送学術文化財団として設立。
以来、科学の基礎研究に対する助成のほか、学術調査や文化講演会などを実施し、地域の歴史の発掘・再発見と文化の継承に努めています。

2013年に公益財団法人に移行。2020年地域のスポーツ活動を支援する事業を加え、現在の名称に変更しました。

※上記内容は本書刊行時のものです。

PAGE TOP