書籍紹介

近代岡山 殖産に挑んだ人々 1

著者 公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団 (編著)
発行吉備人出版
仕様 A5判 並製本
ページ数 299ページ
価格本体1,500円+税
ISBN978-4-86069-649-8  C0021
初版年月日2021年4月1日
書店発売日2021年4月15日
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明治から昭和にかけて岡山を舞台に国内外を驚かせた5人の事業家の実像に迫る!

日本初のテーマパーク亜公園を開園した片山儀太郎、日本初の国産車を完成させた山羽虎夫、関西財界に重きを成し児島湾干拓を推進した藤田傳三郎、精巧緻密な花莚「錦莞莚」を考案した磯崎民亀、玉野に造船所を建設し海運事業をもらした川村貞次郎を、それぞれの分野で活躍する研究者が紹介する。

本書は、令和2年8月から3年2月までに開催された「近代岡山の偉人伝 殖産に挑んだ人々」と題した、3回のシンポジウムを収録。

目次

■明治の才覚たち
 講演1 亜公園と片山儀太郎
      造形作家  山本よしふみ 
 講演2 日本の黎明期における国産車製造〜山羽虎夫の挑戦〜
      国立科学博物館産業技術史資料情報センターセンター長 鈴木一義
■海と山を変えた男 藤田傳三郎
 講演1 児島湾干拓の大恩人・藤田傳三郎の事績〜開墾は生涯の基業〜
       松陰神社宝物殿至誠館館長  樋口尚樹
 講演2 傳三郎と美術館
      公益財団法人藤田美術館館長 藤田 清

■匠・明治の気骨
 講演1 精巧緻密の花莚[錦莞莚]の誕生
      岡山商科大学非常勤講師  吉原 睦
 講演2 三井造船の誕生〜川村貞次郎と川村造船所〜
      高千穂大学教授 大島久幸

著者プロフィール

公益財団法人山陽放送学術文化・スポーツ振興財団

山陽放送学術文化・スポーツ振興財団は、科学技術の発展と文化の向上に寄与するため1963年に設立され、以来、科学の基礎研究に対する助成のほか、学術調査や講演会などを開催し、地域の歴史の発掘・再発見と文化の継承に努めている。
2013年に公益財団法人に移行した。

※上記内容は本書刊行時のものです。

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