書籍紹介

岡山わらべ歌紀行

新刊
著者 立石 憲利 (著)
発行吉備人出版
仕様 四六判 並製本
ページ数 292ページ
価格本体2,800円+税
ISBN978-4-86069-640-5  C0092
初版年月2020年12月
書店発売日2021年1月15日
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〽ねんねこ しゃっしゃりませ
 ねた子のかわいさ 起きて泣く子の
 ねんころろん 面憎さ
 ねんころろん ねんころろん(中国地方の子守唄)

〽あんたがたどこさ 肥後さ
  肥後どこさ 熊本さ(「あんたがたどこさ」哲西の童唄)

遊び、仕事、くらし、自然、言葉、そして戦争……わらべ歌の世界は多岐にわたっている。
本書では、岡山県内各地に伝わっているわらべ歌を紹介しながら、歌に込められた思いや世相、他地域との差異などを紹介。
そこには、生活の知恵や次世代へ語り継ぎたいメッセージが込められている。

消えて行きつつあるわらべ歌を文字で残そうという試み。

目次

食料難の時代に/ゆったりがよい/ロシア、中国を蔑視/いっちこ たっちこ たいえん/一番はじめは一の宮/赤い風ぐるまは母の悲しみ/子買おう/ヤンマ恋し/青菜切るよにごしごしと/芋飯・赤い飯・五目飯/爺さん婆さん寝とれ/コモコモ出え出え/お嫁さんの頼りは何/もっとゆったりと/手と気持ちを合わせ/牛出え 馬出え/言葉の変化がおもしろい/のりちゃん言うても/郵便さん 早う走れ/クック ピンヒョロ ケンケン/上がり目、下がり目
/お月さん なんぼ/一列らんぱん破裂して/いちじく にんじん/目隠しすれば異界に/ひいふうみいよう/たーから 宝隠し/とんとや/あんたがたどこさ/お母さんは死んだ/曲芸師だった子どもたち/遊びの中で子どもは育つ/六人残してみな殺し/屁も一芸/屁のかっぱの精神を/河童もいないと寂しい/正月様ござった/万灯の勧進/鬼うめ蛇うめ/バッカンサナダ/戦争の民話は、もういらない/小学校には仕事に行った/民謡エッセイを連載して/思い出すのは子どものころ

時を越えて  中桐美和子
『道標』連載に感謝  かわかみよしこ

参考文献
あとがき

著者プロフィール

立石 憲利

1938年岡山県津山市で生まれる。

長年にわたり民俗、民話の調査を続けている。
採録した民話は約1万話。
民話の語りも行い、語り手養成のための「立石おじさんの語りの学校」を各地で開き、岡山県語りのネットワークを結成。
現在は28グループ300人。

『立石おじさんのおかやま昔ばなし』(第1集~3集)『おかやま伝説紀行』(いずれも吉備人出版)など著書多数。

現在、日本民話の会会長、岡山民俗学会名誉理事長など。

久留島武彦文化賞、岡山県文化賞、山陽新聞賞などを受賞。

岡山県総社市在住。

※上記内容は本書刊行時のものです。

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