書籍紹介

さるかに共和国建国宣言

多文化共生の若葉塾物語
さるかに共和国建国宣言 多文化共生の若葉塾物語
著者 笹山 徳治 (著)
発行吉備人出版
仕様 四六判 並製本
ページ数 338ページ
価格本体2,000円+税
ISBN978-4-86069-508-8  C0095
初版年月2017年7月31日
書店発売日2017年8月10日
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AMDAグループ代表・菅波茂氏が推薦!
AMDAグループ代表の菅波茂氏は、「笹山徳治氏は天才です。(略)笹山氏が人生をかけて創り上げた「義」の人間関係は日本の公共財産といっても過言ではない」と、最大級の賛辞を贈る。

日中友好、国際交流の人脈づくりはAMDAの国際医療支援につながり、ふるさと備後の自立・共生・平和の願いは「さるかに共和国」建国に結実! 2017 年2月に急逝した「人脈づくりの天才」笹山徳治の全記録。

前書きなど

■刊行に寄せて(抜粋)
AMDAグループ代表 菅波 茂

この本では笹山徳治氏の中国文化に対する、意欲形成の過程が時間の経過とともに克明に紹介されています。まだ豊かになる前の中国から来日した多くの青年のお世話をしています。何ゆえにそこまでするのか。常軌を逸しています。しかし、結果は膨大な人脈となっています。彼らの多くは母国で要職に就き活躍しています。尊敬の念を抱かざるを得ません。
中国文化の最も大切な倫理道徳は「義」です。「受けた恩を忘れずに恩に報いること」です。現在、日本と中国は経済的には緊密な関係にありますが、政治的には尖閣諸島の問題などで緊張関係にあります。今や、笹山徳治氏が人生をかけて創り上げた「義」の人間関係は日本の公共財産といっても過言ではありません。
一方、国際的に活動をすればするほど、自己のアイデンティティを育んでくれた故郷への想いは強くなります。笹山徳治氏にとっての故郷への恩返しは「さるかに共和国」です。中国文化と「さるかに共和国」への思い入れの両立に矛盾はありません。
笹山徳治氏のAMDAの中国における災害発生時の緊急救援活動に寄与していただいたことを挙げればきりがありません。中国で災害が発生すると、必ず笹山徳治氏に連絡をしました。「どうしたらいいだろうか」と。どんなに困難な状況でも「やりましょう」の一言で突破口を開いていただきました。「義」にもとづいた笹山氏の人脈が浮上するのです。笹山徳治氏のお世話した人たちが出世しているのです。まるで手品を見ているようでした。

著者プロフィール

笹山 徳治

1951年2月8日 広島県芦品郡新市町(現在の福山市新市町)生まれ。
1972年、日中国交回復直後、大阪経済大学在学中に関西青年代表団の一員として訪中。
卒業後岡山日大高校(現在の倉敷高校=倉敷市)の社会科教員として教壇に立つ。その後福山市に戻り、福山市日中友好協会の結成、中国からの引揚者のための若葉塾の開設など、中国、カンボジア、タイなどアジア各国との友好交流に尽力する。
1996年中国・雲南での大規模地震での支援活動などを通じて認定特定非営利活動法人AMDA(国連経済社会理事会総合協議資格NGO)との連携を深める。一方地域づくりにも奔走し、「自立・共生・平和」を掲げた「さるかに共和国」を結成し、地域の人たちと共に地域再生、環境保護など精力的に活動の輪を広げた。

2017年2月特発性間質性肺炎のため本書の刊行を見ずに死去。享年67。

※上記内容は本書刊行時のものです。

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