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墨の跡





■発行:吉田 毅
■著者:吉田日出子
■仕様:四六判 並製本
■頁数:171ページ
■定価:本体1200円+税
■ISBN978-4-86069-214-8 C0093
■発行 2008年10月30日

蛙と一体になって鳴け!
書の基本は球である。球は深遠な宇宙、尊厳な魂。流転する万物の中にあって永久不変なもの。
書道芸術を極めようと一直線に究明し、苦悩する姿が人々を魅了する。岡山の生んだ書道家・河田一臼をモデルにした、純粋でひたむきな人生行路を描いた評伝小説。

■内容
  情熱的な書道教師であり、書道芸術の奥義と理論を追求し、教育者としても多くの若者の信奉を集めた実在の書家河田一臼をモデルとした小説である。
  古来より伝わる「永字八方」にかわり、書の基本は球であるとの書理論を創作し、各自の自由な筆法表現の実現を可能とした。
  蛙の声の瞬間を捉えるなどの独創的教育効果により、青年の創造性向上に教育者としての真価を発揮する。
■目次
1章  志をもって
2章  澄江さん
3章  白と黒
4章  平常心
■著者プロフィル
吉田 日出子(よしだ・ひでこ)
1944(昭和19)年生まれ。岡山大学教育学部卒業、大阪府吹田市小学校教諭、岡山市小学校講師歴任。
日本シャーロック・ホームズクラブ(JSHC)会員
JSHC岡山支部・空き家の冒険の会(エンプティ・ホームズ)会員。JSHC「ホームズの世界」第27号に「そしてレイチェルは……」Where Had Rachel Gone? を掲載。
エンプティ・ホームズ会報にスピンアウト小説「さざ波のざわめき」「栄光のブルーリボン」他、約二十編を掲載。


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