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金光町の民話




立石憲利(岡山民俗学会理事長、日本民話の会運営委員)
●定価1,575 円(本体価格1,500円+税)
●A5判、188頁、並製本
●2003年11月1日発行
●ISBN4-86069-055-9 C0039

 岡山県金光町に伝わる不思議な話やこわい話、むかしばなしなど35話を収録。小学校低学年〜中学校・一般 向けに編集され、民話の実際の語りや話し方に基づき方言を多く用いています。 本文は「むかしばなし」(昔話)「町のいわれ」(伝説)「不思議な話」(世間話)の3つに区分し、「むかしばなし」は小学生低学年でも読めるように漢字表記を少なくし、漢字にはすべてルビを付しました。「むかしばなし」の一部と「町のいわれ」「不思議な話」は、小学校高学年以上を対象にしたものです。すべて低学年でも十分理解できます。 ぜひ声を出して読んでみてください。
続編『岡山県金光町の民話・資料編』もあわせてお読みください。

著者紹介
1938年、岡山県久米郡久米町に生まれる。
岡山民俗学会理事長、日本民話の会運営委員、金光町史編纂委員など。
著書は、「日本昔話通観」同朋舎、「中国山地の昔話」三省堂、「日本伝説体系・山陽」みずうみ書房(以上共・編著)、「美作の民話」「丹後伊根の民話」国土社、「岡山のことわざ12か月」山陽新聞社、「風呂場ばなし」吉備人出版(以上編著)など多数。


目次(抜粋)
●むかしばなし
アマガエルのはなし/トラオオカミよりモルがこわい/取りつく引っつく/日本一のへひりじい/ もちは本尊様/チャックリカキス/長い名前の子ども/でん・おきゅう・にしろう/天道さんかねのつな/ひひ退治
●町のいわれ 
千年比丘尼/坊主岩の金の鳥/晴明と道満/鬼の手形岩/遙照山の冷泉と鬼/与市行者/月の輪/唐神宮/マサの頭/丸山稲荷/弁天池の築造/江戸幸さん/要平とハエ
●不思議な話 
狐話―風呂は野つぼ/狐話―ウナギは枕木/狐話―テンジンを取られる/狐話―嫁入り人足/狐話―歩き回る/にせ汽車/血を好む刀/戦死の知らせ/山上様の知らせ/あの世は花園/火の玉