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吉備人選書2 古代山城・鬼ノ城を歩く




著/村上幸雄(総社市埋蔵文化財学習の館館長)
  葛原克人(ノートルダム清心女子大学教授)
●定価1260円(本体価格1200円+税)
●新書判、186頁、並製本
●ISBN4-86069-009-5
●2002年9月初版発行

 標高400メートルの山頂に築かれ、謎の城とされてきた鬼ノ城。この朝鮮式山城は近年発掘が進み、次第に全貌が明らかになりつつある。
  散策で訪れる人のために、長年、発掘にもかかわってきた2人の著者が、見るべきポイントや発掘時の貴重な写 真、鬼ノ城から見える四国方面の眺望など、約100点のカラー写真を選定し紹介した写 真ガイド。 道順に沿って紹介する構成になっており、現地に持って行って役に立つ解説本です。
  「いつ、誰が、どうして築いた城なのか」「西日本各地にある古代山城との関係」など、鬼ノ城を知るための興味深い概説も掲載。 ガイドブックとして現地で使え、鬼ノ城を理解するためには必携の書。吉備人選書の第2弾。


著者紹介
村上幸雄(むらかみ ゆきお)
 1937(昭和12)年、岡山県倉敷市生まれ。岡山大学法文学部史学科日本史学専攻卒。高校教諭、久米町文化財調査委員会、総社市教育委員会参事を経て、現在は総社市埋蔵文化財学習の館館長。主な著作に『糘山遺跡群1、2、3』 (編著 久米町文化財調査委員会 1979、1980年)、「古墳時代後期「(近藤義郎編『岡山県の考古学』吉川弘文館 1987年)、「石棺と陶棺」(近藤義郎・河本清編『吉備の考古学』福武書店 1987年)、「西団地内遺跡群」(共著『総社市埋蔵文化財発掘調査報告』 1991年)、『鬼ノ城と大廻り小廻り』(共著 吉備人出版  1999年)
葛原克人(くずはら かつひと)
 1942(昭和17)年、岡山県総社市生まれ。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒。岡山県教育庁、岡山県古代吉備文化財センター所長、岡山県立博物館館長などを経て、現在はノートルダム清心女子大学教授 主な著作は「古代山城の特色」(児玉幸多・坪井清足監修『日本城郭体系』別 巻1 新人物往来社 1981年)、「造山古墳とその時代」(近藤義郎編『吉備の考古学的研究』下 山陽新聞社 1992年)、「朝鮮式山城」(佐藤宗諄編『日本の古代国家と城』 新人物往来社 1994年)、「備中秦氏の造寺活動について」(門脇禎二編『日本古代国家の展開』下巻 思文閣出版 1995年)、『吉備の古墳』下(共著 吉備人出版 2000年)