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既刊紹介>>時代を見つめるノンフィクション

よみがえれ! スタインベルク・ピアノ−スタインベルク修復の物語−




著/安倉清博 
●定価1,050 円(本体価格1,000円+税)
●四六判、143頁、並製本
●ISBN4-86069-005-2
●2002年5月初版発行

  昭和初期、岡山市郊外の政田小学校に寄贈されたドイツ製のグランドピアノ。廃棄処分され、ほこりにまみれて資料室で忘れられていた、この70年前のピアノが、地域の人たちの善意によって命を吹き込まれ、よみがえった!
  この修復活動の中心にいた著者が、ピアノ発見から修復後の記念コンサートまでを記録し、感動的に伝える。1台のピアノを通 じて学ぶことができる「文化」とは、「地域」とは、「人の営み」とは…。

夢耕す人




著/田淵泰子 
写真/濱井亜矢
●定価1,680 円(本体価格1,600円+税)
●四六判、354頁、並製本カバー付き
●ISBN4-906577-79-2
●2001年11月初版発行

 コミュニティFMのパーソナリティ田淵泰子が、作家の岩井志麻子、AMDA代表菅波茂ら夢を追い、夢に生きる岡山人にじっくりと耳を傾けた発見と感動いっぱいのロングインタビュー集。今を輝く21人が、生きることのすばらしさを熱く語った。

地球家族の台所より ノットアズアフォリナー




著/寺元美保子(てらもと・みほこ)
●定価1,575 円(本体価格1,500円+税)
● 四六判、265頁、並製本カバー付き
●ISBN4-906577-83-0 C0095
●2001年10月初版発行

 気が付いたら、いろんな国の留学生たちと日本の食事や彼らの国の料理を楽しむようになり、台所にはいつしかインターナショナルなスパイスの香りが漂うようになっていた…。
  旺盛な行動力と観察力で市民レベルの国際交流を実践する著者の心あたたまるエッセー。

やるなら今しかねぇ! 北米大陸バイク一人旅




著/山本大介
●定価1,680円(本体価格1,600円+税)
●四六判、272頁、並製本
●ISBN4-906577-63-6
●2000年10月初版発行

 アラスカから北極海に出て、野性の熊を横目にカナダを横断してニューヨークへ。フロリダを経由してメキシコに入り、美しいメキシコ娘に恋をして、ロッキー山脈で大自然の偉大さに心震わせながら北上し、睡魔と闘いながら出発点のアラスカへ。全行程3万7000キロの清新でハプニングに満ちた旅の記録は、読む人の心にまぶしすぎる。

在宅介護支援センター物語




著 /野田明宏
●定価1,575円(本体価格1,500円+税)
●四六判、197頁、並製本
●ISBN4-906577-61-x
●2000年9月初版発行

 在宅介護〈放棄〉支援センターなんて言わせない! 2000年4月の「介護保険」施行前夜、地域や家族そして行政を相手に、数々の難問を抱えながら介護のあるべき姿を求めて悪戦苦闘する在宅介護支援センターの職員たち。介護保険を支える職員たちの現実と本音を描き出すヒューマンドキュメント。

オリーブの島の盲導犬オルガ




著/土居忠行(高松大学助教授)
●定価1,700円(本体価格1,619円+税)
●四六判、320頁
●ISBN4-906577-39-3
●1999年11月初版発行

 瀬戸内に浮かぶ小豆島で、マッサージ師として自立し、ボランティア活動にも積極的にかかわり、忙しい毎日を送る室崎若子さん。全盲の彼女の生き方を変え、毎日の生活を支えているのは盲導犬です。
 「香川県盲導犬給付事業」の第1号となった盲導犬オルガとの出会いから、若子さん自身の大きな変化と周囲の人々との交流、そしてオルガの死。若子さんと盲導犬オルガを見守り続けてきた著者が、丹念に取材を重ね書き上げた心あたたまるノンフィクション。
 障害者の自立とは、盲導犬とは…盲導犬のあり方を通して、共に生きる社会とは何か考えていきます。 


(「はじめに」より)…瀬戸内の風光明媚なオリーブの島の美しい四季、そして純朴で温かい人情などを織り交ぜながら、若子さんと盲導犬オルガの輝いた生き方をたどった。
一人でも多くの人々に読まれ、盲導犬の役割、障害者の自立・社会参加、ボランティア活動、ノーマライゼーションとは、共に生きる社会とは、生きる力とは、などについて話し合う時の一つの素材にしていただけるなら幸いである。

■本書の主な内容
1 出会い―若子さんとオルガ
2 生い立ち―瀬戸の真珠・小豆島の若子さん
3 パートナー
4 きずな―オルガとの四季
5 共に歩む―ボランティア活動
6 引退、そして死―生きる力をありがとう
7 未来へ―共に生きる社会を目指して

著者紹介
土居忠行(どい・ただゆき)
昭和9年北海道旭川市生まれ。法政大学社会学部卒、明治学院大学大学院修了。国際短期大学助教授、高松短期大学教授などを経て現職。吉備国際大学社会福祉学部などの非常勤講師などを兼務。日本社会福祉学会会員、社会福祉法人香川いのちの電話協会監事、香川県ボランティア協会監事、香川あすなろ協会理事。著書に『児童福祉論』『老人福祉論』『いのちの記念日』ほか。

食と農を訪ねて  ―安全・健康食材をつくる人たち―




三村佳代子著(フリーライター)
●定価1,500円(本体価格1,429円+税)
●A5判、150頁
●ISBN4-906577-36-9
●1999年11月初版発行

米、野菜、果物、卵、味噌、豆腐、肉・ハム、パン、酢、テンペなど岡山県内の農業生産者や食品加工業者ら23業者を訪ね、安全で健康的な食品・食材をつくる現場から報告する岡山の「食と農」の風景。
著者が出会った人たちの“こだわり”が警告する私たちの食生活とは・・・。農薬や添加物など食への不安など、全国の人々に伝えたい生産者たちが語る“本音”とは・・・。
生産者も消費者も、これからの時代に考えなければならない「食と農」の問題がこの本に! 
安全にこだわるショップなども紹介

著者紹介
三村佳代子(みむら・かよこ)1963年、岡山市生まれ。岡山操山高校、ノートルダム清心女子大学文学部英文学科卒業。(株)アス「タウン情報おかやま」編集室勤務を経て、フリーに。雑誌、旅行ガイドブック等の取材・執筆などを手がけ、現在にいたる。平成11年に男児を出産し、ただ今育児に奮闘中。岡山市在住。
 
●読者からの感想
安全、健康食材を作っている方がこんなにもたくさんおられたことに驚き、自分自身も一層頑張っていこうと決意をあらたにしました。(岡山市・Kさん)

生産者のポリシー、人柄、作られる過程がよくわかる。著者は「私」を前面 に押し出してこないが、その姿勢が読み手にしっかりと伝わってくる内容だと思う。 (名古屋市・Iさん)

同じ様な立場にいる者として、本書で紹介されている人々が、世の中に知られることは、喜ばしいことです。(岡山県川上町・農林業 男性)

参考になりました。知っている店のことも多かったので、もう少し情報がほしい…という所です。私も自然農法の方から昨年より野菜を届けてもらっていますが、味がしっかりあっておいしいですよ。(倉敷市・Yさん)

以前から自然食、無農薬、体に害の少ない食物に興味があり、参考になりました。 (岡山市・Oさん)


介護する人々 「だれか私の話を聞いてください」




野田明宏(ノンフィクションライター)
●定価1,600円(本体価格1,524円+税)
●四六判、243頁、並製本カバー付き
●ISBN4-906577-18-0
●1998年10月初版発行

 実父を3年間介護し看取って以来、介護の最前線に立つ人々を訪ね歩いた著者が、その心に寄り添い、胸の内を拾い集めた全力の一冊。明るいタッチと温かな眼差しが、読む人に希望と元気を与えてくれる。介護疲れを感じている人、現在、頑張って介護に取り組んでいるすべての人たちに贈りたい本。つらさ、苦しさもきっと乗り越えていける!
  若くして倒れた夫との20年にもわたる介護戦記や、全盲の女性が父親を介護した体験談など、17の家族の介護事例から『心の問題』を中心に描いたドキュメント! これから介護・福祉のプロを目指す人たちも必読!

●読者からの感想
介護(寝たきりになって2年)、痴呆が始まって13年。はじめは老人痴呆の本を10冊以上読みました。介護しながらこれからどんな問題が起きるのか、少しでも心の準備をしたく手に取りました。同感したこと勉強になったこと、読みながら力になりました。(岡山市・Iさん)


どろんこまみれの宝石箱 岡山あゆみ保育園の33年




川井晶代/文 川本健芝/写真
●定価1,680円(本体価格1,600円+税)
●A5判、168頁、並製本カバー付き
●ISBN4-906577-05-9
●1997年5月初版発行

「あゆみ保育園」の子どもたちを通して見えてくる幼児本来の姿とは…、保育のあり方とは…。母親であり、フリーライターの著者が、その不思議を追いかけたフォトエッセイ。読売新聞全国版1面 「編集手帳」(97年8月8日付け)でも紹介され、幼児教育のテキストにも採用された話題の書。

すべてこの命を賭けて




平賀秀夫/著
●定価868円(本体価格826円+税)
●新書判、112頁
●ISBN4-906577-01-6
●1995年10月初版発行

クリーニングを超えた衣類のクリニック「ホワイトマジック」の創始者、平賀秀夫氏が自らの人生を赤裸々に綴った感動の書。