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既刊紹介

岡山「へその町」の民話 岡山県吉備中央町の採訪記録



■書名:岡山「へその町」の民話
■サブタイトル: 岡山県吉備中央町の採訪記録
■著者:立石憲利・吉備中央町図書館 編著
■発行:吉備中央町教育委員会
〒716-1241岡山県加賀郡吉備中央町吉川4860-6
電話0866-56-9191 ファクス0866-56-9393
mail:kyouiku@town.kibichuo.lg.jp
■発売:吉備人出版
■仕様:A5判 並製本 4色カバー巻き
■ページ数:445頁
■定価:本体1,500円+税
■ISBN:978-4-86069-507-1 C0039
■奥付の発行日:2017年3月31日

■内容: 
岡山県のほぼ中心に位置することから、「へその町」として知られる吉備中央町。
本書は、同町に伝わる昔話(42話)や伝説(176話)、村話(210話)、暮らし、その他(80話)の計508話を集めてまとめた民話集。同町図書館が中心になり、全町民に呼びかけ、聞き取り調査を続けて完成させたもの。
珍しい桃太郎話や埋蔵金伝説など、多彩な伝説、狐話や妖怪話も数多く残っていることが明らかになった。

■目次
口絵

T 昔話

U 伝説
(1)木の伝説
(2)石、岩の伝説
(3)水の伝説
(4)塚の伝説
(5)山、坂の伝説
(6)祠堂、社寺の伝説
(7)地名の伝説
(8)人物、禁忌の伝説

V 村話
(1)狐狸の話
(2)大蛇の話
(3)妖怪の話
(4)死をめぐる話
(5)木にまつわる話
(6)神仏にまつわる話
(7)人にまつわる話

W 暮らし、その他
(1)干ばつ
(2)村の暮らし
(3)仕事
(4)戦争
(5)戦闘とくらし
(6)行事
(7)食べ物
(8)子どもの生活

X 解説
郷土の文化を継承する図書館に
話者および調査協力隊
あとがき

■著者プロフィル

立石憲利(たていしのりとし)
民俗学者、全国有数の民話調査者。
岡山県津山市(旧久米町)生まれ。岡山民俗学会名誉理事長、日本民話の会会長、岡山県語りのネットワーク会長。2004年久留島武彦文化賞、2007年岡山県文化賞、山陽新聞賞を受賞。「岡山の伝説」など200を超える著書を発表。各地で調査、講演、語りを続けている。

吉備中央町図書館(かもがわ図書館 ロマン高原かよう図書館)
2011年、町民に身近な図書館としてかもがわ図書館(旧加茂川町)ロマン高原かよう図書館(旧賀陽町)の2館を同時開館。蔵書体系は統合し現在約4万冊。暮らしや好奇心を応援する講座、幼児や児童向けのおはなし会などを行う。また、郷土資料の収集保存に努め、町内グループ「加賀語りの会 どんぶらこ」との連携によって、語りの伝承にも力を入れている。

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