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既刊紹介

「鉄気籠山」−山田方谷「改革」の地を歩く−




■書名:「鉄気籠山」−山田方谷「改革」の地を歩く−
■著者:鎌倉国年
■仕様:A5判、上製本
■ページ数:381頁
■定価:本体2300円+税
■ISBN:978-4-86069-491-3 C0021
■発行日:2016年12月26日

元企業経営者が方谷の「改革」に感銘を受け、
山田方谷の足跡を訪ねて、財政改革や地方創生について考えた―

●著者プロフィル:
鎌倉国年(かまくら くにとし)
1944年生まれ。建材製造会社を創立し、13年前に事業譲渡して引退。以後は調査や著作に専念。現在は静岡県中小企業家同友会付属共学ゼミ(通称小松ゼミ)幹事。
著書に『技術は中小製造業の飯の種』(日刊工業)、『アラ還で味わう中国の詩文』『古希で読む中国の詩文』(創碧社)、『迷いの時代に』(パレード)、『石組み』(同友出版)など。

●目次
まえがき
第1章 方谷略伝 ―知られざる大改革者―
第2章 西方・新見 ―幼少の時代―
第3章 藩校有終館 ―私生活の陰影―
第4章 牛麓舎 ―牛麓ボーイズ―
第5章 高梁川 ―殖産興業―
第6章 成羽川 ―産業振興の5番打者―
第7章 吹屋 ―産業振興の4番打者―
第8章 桔梗ヶ原 ―武の備え―
第9章 近似 ―藩礼マジック―
第10章 備中松山城 ―天空の城―
第11章 玉島港 ―繁栄の藩港―
第12章 龍場 ―方谷思想のルーツ―
第13章 水車 ―弟子たちの青春群像―
第14章 頼久寺 ―主君との蜜月と対立・離反―
第15章 尾根小屋 ―幕末史の主役と脇役―
第16章 長瀬 ―隠棲の谷―
第17章 閑谷学校 ―陽明学への熱情―
第18章 小阪部 ―最後の地―
第19章 改革の総括 ―方谷改革の何が独創的か―
あとがき

●まえがき
これは幕末小藩の財政改革者山田方谷の事績を訪ね歩いて、様々な想像を加えて仮説を立てたり、数字を検証したりしてまとめた紀行である。……(中略)……多くの改革が失敗を繰り返したなかで、山田方谷の改革は稀有な成功をおさめている。国が滅びようとする危機には、偉大な指導者が出てきて滅亡の淵から国家を救うという歴史の不思議さを想いつつ歩いた方谷小伝でもある。
(「まえがき」より抜粋)

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