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鬼ノ城山塊登山詳細図




■サブタイトル:全36コース
■ 踏査・作成・解説:守屋益男(日本勤労者山岳連盟会長)
■縮尺:1万2500分の1
■仕様:オールカラー 地図用特殊紙使用 B1判変型
■頁数:タテ685ミリ二折×ヨコ 982ミリ八折
■定価:本体500円+税
■ISBN978-4-86069-263-6 C0326
■発行:2010年6月15日
■内容
登山詳細図シリーズ第4弾。
今注目を集める古代山城鬼ノ城を中心にした山塊詳細図。
この山塊は、古代吉備の中心地であった総社平野を見下ろす位置にあり、山頂一帯は古代に築かれた朝鮮式山城の跡で、現在、発掘、復元が進んでおり、壮大な山城跡がその全貌を現している。鬼城山から岩屋にかけての山域は、総社市が「ふるさと自然のみち」として遊歩道を整備しているが、それ以外については未知の領域。今回のこの地図の作製にあたり、古い忘れられた小径を踏査、整備。登山道として光を当てている。

■砂川公園ベース(5コース)
砂川公園区域周遊コース(公園管理事務所〜第1○P〜下流橋〜上流橋〜公園管理事務所=1周1,830m。40分。登山道:超A級)。総社市営の公園で、駐車場7、トイレ3、野営場76張分、炊事棟3、ファイアーサークル2、野外ステージ1が整備されている。
砂川の森区域周遊コース(公園管理事務所〜四季の森分岐〜ふれあい広場〜明治の石垣堰堤〜公園管理事務所=3,740m。 70分。登山道:超A級)。砂川の森○Pにはトイレあり。解説版などを読みながら歩けば森林浴ができる。家族・一般向き。
鬼城山車道コース(公園管理事務所〜新山古道上口〜鬼ノ城ビジターセンター=4,015m。登80分。降60分。車10分)。道幅が狭いため、全長7m、幅2.1mを超えるバスは通行不可。頂上駐車場スペース約50台。トイレあり。家族・一般向き。
■砂川の森駐車場ベース(4コース)
砂川―経山コース(砂川の森 ○P〜遊歩道標識〜5差路〜経山=2,590m。登60分。降50分。登山道:A級)。「総社ふるさと自然のみち」コース。経山からの展望は抜群。家族・一般・城郭愛好家 向き。
砂川源流秘境コース(砂川の森○P〜砂川源流分岐〜新山分岐〜砂川源流上端=3,995m。登80分。降60分。登山道:B〜C級)。砂川源流分岐を右に入るところを見過ごさないこと。源流部はミルフォード・トラックを思わせる雰囲気あり。秘境愛好家向き。
向山北峰縦走コース(砂川の森○P〜砂川源流分岐〜四差路〜向山北峰〜巡視路出合=3,730m。登80分。降60分。登山道:B〜C級)。砂川源流分岐を直進する。四差路からは感じの良い縦走路となる。砂川源流秘境コースを帰路にとれば面白い。ベテラン向き。
■井風呂谷砂防公園ベース(3コース)
平瑞山コース(井風呂谷砂防公園○P〜平瑞峠〜平瑞山=2,970m。登80分。降70分。登山道:A〜B級)。平瑞山は山塊中で最も知られていない山。9月〜11月の松茸シーズンは入山禁止。好奇心旺盛な一般向き。
J 畑野−岩屋コース(井風呂谷砂防公園○P〜平瑞峠〜岩屋分岐〜馬頭観音〜岩屋寺=4,900m。登120分。降110分。登山道:B〜C級)。畑野方面から岩屋方面への最短コース。林道終点から檜林を右へ入り、尾根を登ると小径がある。ある程度山なれた人向き。
※この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分1地形図を複製したものです。(承認番号 平22  中複 第8号))

踏査は、2009年9月〜2010年3月にかけて行い、古道をふさぐ倒木を除け、ヤブを切り開き、赤テープを付け、コースを整備してこの地図を作成した。コースの距離はロードメジャー(回転式距離計)で測定し、5b単位で四捨五入した。

■守屋益男プロフィール
1935年、岡山市生まれ。日本勤労者山岳連盟会長。山陽登山入門講座講師。23歳から登山を始め、国内では県内から中四国の主な山、日本百名山すべてに登頂。海外ではモンブラン(4,807m)、キリマンジャロ(5,895m)、アララット山(5,123m)、エルブルース(5,642m)、キナバル山(4,095m)、マウナロア(4,158m)、漢拏山(1,950m)等にすべて登山隊長として登頂。アコンカグア(6,959m)は6,000mまで。未踏峰では1994年、天山・カシカール峰(6,347m)へ登山隊総隊長として参加、6名が登頂。2006年、チベット・ゴザル峰(6,292m)へ登山隊長として参加、5,800mまで登る。
トレッキングでは崑崙・ハーンヤイリク峰(6,744m)偵察。チョモランマBC(5,300m)、バルトロ氷河K2BC(5,200m)、グランドキャニオンハバスパイ渓谷、ミルフォードトラック・マウントクック、聖山カイラス巡礼(5,668m)、ゴーキョピーク(5,367m)、レンジョーパス(5,340m)ナンパイゴスムBC(5,300m)カナディアンロッキー・バンフ周辺等をすべて隊長として踏破。
著書は「登山の基礎知識」(ユニ出版)、「岡山の山やま」上中下巻。「岡山の山登り」(山陽新聞社)。「みんなの山歩き・

大阪周辺2」(共同出版)共著。「岡山の山百選」(山陽新聞社)。「中四国兵庫の山百選」(山陽新聞社)。「海外トレッキング入門」(大月書店)共著。「新ルート岡山の山百選」(吉備人出版)監修。

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