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絵図で歩く岡山城下町





■著者:岡山大学附属図書館 編
■仕様:A5判、並製本
■頁数:132頁 付録折込地図
■定価:本体1500円+税
■ISBN:978-4-86069-235-3

■発行:2009年8月24日
●内容  
岡山大学附属図書館に所蔵される江戸時代の岡山城下町の様子を描いた絵地図。この古い地図と比較しながら、江戸時代の遺跡が各所に残る現在の街を紹介する。岡山城下町にタイムスリップできる散策ガイド。

●目 次
歩きはじめる前に
  宇喜多氏による城下町づくり/池田氏による城下町の拡大
  岡山城下絵図/城下町の構造/岡山城本丸 
本丸大手筋を歩く
水の手を歩く
搦め手を歩く
二の丸界隈を歩く
後楽園を歩く
川東を歩く
西国街道に沿って町人町を歩く
津山往来に沿って歩く
外堀に沿って寺町を歩く
城下町の南部を歩く
西川に沿って歩く

編集を終えて
参考文献
絵図図版・提供写真一覧
索引
執筆者紹介
散策コース地図 巻末折込み
文久城下図 巻末折込み

●執筆者略歴
倉地克直(くらち かつなお)〈監修・執筆〉
1949 年愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。80年から岡山大学に勤務、現在は文学部教授。09年から附属図書館長。江戸時代の民衆 の生活・文化・意識について、地域の資料に基づきながら考えてきた。主な著書に『徳川社会のゆらぎ』(小学館)、『江戸文化をよむ』(吉川弘文館)、『漂 流記録と漂流体験』(思文閣出版)、『近世日本人は朝鮮をどう見ていたか』(角川書店)など。

乗岡 実(のりおか みのる)
1958 年大阪市生まれ。岡山大学大学院文学研究科(史学)修了。83年に岡山市教育委員会に採用され、岡山城跡などの発掘調査や文化財行政を担当し、現在に至 る。考古学の立場から、古代から近世に至る城郭、備前焼、近世瓦などについて勉強中。主な論著に『鬼ノ城と大廻り小廻り』(吉備人出版)、「近世の城郭の 成立と石垣」『信長の城・秀吉の城』(滋賀県立安土城考古博物館)など。

猪原千恵(いのはら ちえ)
1970年福山市生まれ。広 島大学文学部史学科(考古学専攻)卒。92年から府中市教育委員会(主事)、岡山大学埋蔵文化財調査研究センター(技術補佐員)、岡山県立吉備路郷土館 (学芸員)、和気町歴史民俗資料館(学芸員)を経て岡山市デジタルミュージアム(学芸員)。主な論著に「「労研饅頭」の成立とその背景」(『岡山びと-岡 山市デジタルミュージアム紀要第2号-』)、「菓子木型彫刻」(『岡山びと-岡山市デジタルミュージアム紀要第3号-』)など。

万城あき(まんじょう あき)
1962 年岡山市生まれ。岡山大学文学部史学科卒。93年から(財)岡山県郷土文化財団で内田百閨A岡崎嘉平太、生田安宅の資料整理や『岡山後楽園史』の編集に携 わる。主な論著に「『御茶屋御絵図』と後楽園」(『岡山の自然と文化』(財)岡山県郷土文化財団)、「大名庭園の精華・後楽園」(『日本遺産』朝日新聞 社)、「岡山後楽園」(『大塚薬報』)、「百閧フ遊んだ後楽園」・「十七歳の日々をつづった休暇日誌」(『別冊太陽 内田百閨x平凡社)など。

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