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武士の本懐




■サブタイトル:名こそ惜しけれ
■著者:三宅作蔵
■仕様:四六判 並製本
■頁数:320頁
■定価:本体1600円+税
■ISBN978-4-86069-224-7
■発行:2009年4月20日
歴史上の人物と自然を詩情豊かにうたい上げた、6編の歴史小説集。「残月−備中高松城−」をはじめとする全収録作品が倉敷市民文学賞を受賞。

全作品が倉敷市の文学賞を受賞!

「残月−備中高松城−」
   信義に生きた郷土の武将・清水宗治の最期の日々とその舞台を描写。
「夏椿」
   徳川家康に挑む太閤の忠臣・石田三成と大谷吉継。関ヶ原に向かった二人の生き方を描く。
「山霧」
   毛利元就のもとへへ名嫁が来る。安芸の戦国武将の春の婚儀を詩情豊かに奏でる青春譜。
「火焔」
   権謀術数の渦巻く戦国時代。謀殺される運命の弟と悲愴な兄を活写する、若き日の毛利元就伝。
「木の葉」
   お化けの話がまだ信じられていた時代。狐や産女を巧みな風物描写で語るちょっと怖い話。
「干魚」
   芥川龍之介の「羅生門」の老婆が、登場人物の姫の乳母「素野」の姿という独創的な物語。

■著者紹介
三宅作蔵(みやけ さくぞう)
1939年生まれ。社団職員、定年退職の後、小説「山鳩」「山霧」「夏椿」「残月」「雪の夜」「火?」「木の葉」「干魚」を執筆。全作品で倉敷市民文学賞を受賞。
俳句は岡山県知事賞、俳人協会全国俳句大会特選賞、岡山県俳句大会大会賞、倉敷市議会議長賞等、受賞作品多数。岡山県俳句作家協会会員。


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