書籍紹介

おかやまの炭焼き

978-4-86069-536-1
著者 立石 憲利 (著)
発行伝統工芸木炭生産技術保存会
発売吉備人出版
仕様 B5判 並製本
ページ数 194ページ
価格本体3,000円+税
ISBN978-4-86069-536-1  C0039
初版年月2017年11月
書店発売日2017年12月25日
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日本の伝統工芸に欠かすことのできない炭。現在ではほとんど姿を消してしまい、しかも炭焼きについての調査、報告がほとんどなく、技術の継承も危うい状態である。

本書は、岡山県内の中山間地を訪ね、炭焼きについて調査、聞き書きしたものをまとめた貴重な報告書。

目次

第一章 炭焼きの概観
一、江戸期に各地で良質炭生産/二、少ない炭焼きの調査報告

第二章 炭窯造り
一、はじめに/二、場所の選定/三、炭窯の設計図/四、L字ブロックの設置/五、土入れと突き固め/六、窯型を造る/七、炭材を立てる/八、焚き口/九、甲掛け/十、屋根工事/十一、初窯出し

第三章 黒炭を焼く
一、はじめに/二、炭窯三基で焼く/三、原木の伐採、運搬/四、木割り/五、窯に木を詰め込む/六、窯口作り/七、火入れ/八、炭出し/九、炭焼きの道具や機械/十、赤松の植林/十一、松炭焼きを支える組織

第四章 白炭を焼く
一、ホオノキ、アブラギリを焼く(笑楽窯)/二、白炭窯の築造(藤元窯) 

第五章 久米南町の炭焼き
一、久米南町の全間炭/二、製炭の勘所/三、全間の榊原窯

第六章 鏡野町の炭焼き
一、羽出の炭焼き/二、上斎原赤和瀬の炭焼き/三、上斎原寺ヶ原の炭焼き/四、大での暮らしと炭焼き/五、奥津温泉「星の里」の炭窯

第七章 新見市菅生の炭焼き
一、菅生の炭焼きはタタラが始まり/二、石川県の三五〇俵窯/三、兵庫県や朝鮮からも

第八章 「製炭講習録」にみる炭焼き
第二編 木炭の鑑別法
第三編 製炭法
    第一章 炭化法/第二章 築窯/第三章 製炭/第四章 岡山県奨励製炭窯築窯製炭法/第五章 炭化室容積計算法/

第九章 炭焼き雑感
一、木炭生産のピークは戦争中/二、戦争中、多くの朝鮮人が炭焼きに/三、七十年以上炭焼きをした人/四、昔話の中の炭焼き

あとがき

著者プロフィール

立石 憲利

1938年、岡山県津山市で生まれる。長年にわたり民俗、民話の調査を続けている。採録した民話は約9000話。民話の語りも行い、語り手養成のための「立石おじさんの語りの学校」を各地で開く。著書多数。
現在、日本民話の会会長、岡山民俗学会名誉理事長など。久留島武彦文化賞、岡山県文化賞、山陽新聞賞などを受賞。
岡山県総社市在住。

※上記内容は本書刊行時のものです。

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