書籍紹介

中小建設業周辺事情 ― 違和感を考察する

違和感を考察する
中小建設業周辺事情 ― 違和感を考察する
著者 入江 義明 (著) 第二建設株式会社 (編)
発行吉備人出版
仕様 A5判 並製本
ページ数 170ページ
価格本体1,300円+税
ISBN978-4-86069-516-3  C0095
初版年月2017年5月
書店発売日2017年6月5日
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思考停止から思考開拓へ― 中小建設業の経営者として、また落石災害対策における岩接着予防工のパイオニアとして全国を飛び回っていた著者が、日常業務のなかでの〈違和感〉を集めた散文集。中小建設業界に共通する不合理や不条理、そして思考停止に陥っている問題に鋭く異議申し立てをする。

目次

File.1 属性とはなにか、政党とは、会社とは―言葉づかいから察する組織の体制
File.2 敬語の使い方について―身内(想定)の違いから生じる敬語の混用
File.3 「会社」考大略 (会社とはなにか?業務とはなにか?)―会社の生存権と、業務について
File.4 「建設業法の精神」と「天下の洗脳」 ―官公庁は適用外である建設業法についてなど
File.5 安全を考える―複合的工法の優性から想う「構え」
File.6 天網恢恢―下請け工事における元請け会社の迷走
File.7 業者間接触を考える―各物件の主導者は、各会社(協会社員)協会に非ず
File.8 「営業」と「工事」 ―縦貫思考を日常化するためのイメージ
File.9 独占禁止法を鎧袖一触―独占禁止法の指すスケール感
File.10 「陳述啓上」(鎖国政策に対する当方の立場と考え)―工事の地産地消に対する開国思想
File.11 建設業界の弛緩 ―かつて統率されていた建設業界の昨今
File.12 「会社の立ち位置と業務の3部門建ての考え方」―各部門の真ん中に存在するべき工事部門
小ばなし) H25指定席の払戻無し
File.13 工事と兼業の識別―時間の踊り場とジャンルの識別前猶予
File.14 歩掛り向上の企画努力 ―施工者による企画向上(人工数量)の作法
File.15 一般名表記による誤処方 ―供用材料の一般名表記に対する懸念
File.16 小規模工事対応の硬論と軟(難)論―人工数から遠ざけた代価表積算、一方で積上げ積算の活用について
File.17 独立自尊の分別論 ―同じ事案の2つの仕儀を、〇次元で捉える
File.18 K省立入検査時の総括を今後の業務運用「処方」とする―時系列・遡上法と遵流によるストーリーの間で
File.19 消費税率の業務論 ―損益には無縁の消費税について
File.20 よく似た言葉の識別 ―合計値と累計値、合計値と全体値それぞれの意図
File.21 労災一直線!―労働災害時の「振る舞い」について
File.22 「トライアングル清算」の姿絵 ―会社・社員・税務当局それぞれの関係性から
File.23 「自戒-1」「自戒-2」現物支給の捉え方―現物支給にあたらないステージについて
File.24 可逆と不可逆の話 ―歩掛基準と標準代価表の不可逆性など、事の成立ちを考える
File.25 建設業法第22条「一括下請け禁止」について

著者プロフィール

入江 義明

昭和23(1948)年5 月1日岡山県津山市生まれ。第14 代入江照夫(津山市新魚町)、第31 代 有木次男の長女有木ゆきこ(津山市西田辺)の長男。岡山県立岡山大安寺高校、国立名古屋工業大学卒業後、アイサワ工業㈱入社 。その後 第二建設㈱代表取締役社長、 一般社団法人全国落石災害防止協会会長理事を務めた。その間、日本各地を舞台に、景観保全型落石予防工である岩接着工法のパイオニアとして、オリジナル工法である「岩接着DKボンド工法」の普及・推進に取組んだ。平成28年4月没。

※上記内容は本書刊行時のものです。

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